ケシャは自身のインスタグラムに声明を投稿し、嘘をつくように強要されたドクター・ルークからの示談案を却下したことを明かしている。
投稿からはこの提案が誰からのものなのか明らかにされていないが、ケシャは自身の契約についてプロデューサーとのドクター・ルークとの法的争いを続けている。彼女は現在、契約からの解放を求める控訴を行っており、そのなかで自身の状態について「奴隷」という表現を用い、彼女は先週新曲に取り組んでいることも明かしていた。
「そうなの。わたしが嘘をつけば自由にしてやるって提案されたの」とケシャは投稿に綴っている。「わたしが公に“謝罪”し、レイプはされていないって言わなければならないというものだった。水面下でこういうことが起きてるのよ。わたしは“真実”を取り消すつもりはないわ。もう一度、怪物のために嘘をつくぐらいだったら、真実によってわたしのキャリアが破滅したほうがいいわ」
ケシャによる投稿はこちらから。
先月、プロデューサーのドクター・ルークの性的虐待による契約解除訴訟が退けられたケシャは、それに対して控訴を行っている。
ケシャの弁護士であるマーク・ゲラゴスは、裁判官のシャーリー・コーンライヒがケシャについてソニー傘下のドクター・ルークのレーベルであるキモサベ・レコーズとの仕事を続けなければならないとした判決について間違っていると強く主張している。
ドクター・ルークは先月、ケシャの申し立てについて弁護士を通して否定しており、ツイッターでは「わたしはケシャをレイプしていないし、セックスをしたこともない」とし、ケシャの裁判について「金銭を目的としたもの」としている。
ケシャは3月5日に人権のためのチャリティの夕食会で人権キャンペーンにおける「可視化賞」を受賞している。「みなさんの多くが知っているように、わたしはいくつかの個人的な問題に取り組んでいて、それらは本当に激しく困難なものです。わたしがこれまで受けてきた支援に対して、みなさんんい感謝したいです」と彼女は受賞スピーチで語っている。
ケシャは最新作『ウォーリアー』を2012年にリリースしている。ケシャの2009年発表のシングル“Tik Tok”はデジタルでの最多セールスで歴代3位となっている。
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