Photo: Bryce Hall

マイ・ケミカル・ロマンスは『ザ・ブラック・パレード』の20周年盤をリリースしたことを受けて、ローレン・サイが手掛けたショート・フィルム『プレリュード・トゥ・ジ・エンド』を公開している。

ショート・フィルム『プレリュード・トゥ・ジ・エンド』はローレン・サイが主宰する独立系スタジオ「アンリアル・インク」が製作したもので、ローレン・サイの『ザ・ダイイング・ワールド』のヴィジュアルとアルバムのオープニング・トラックである“The End”を組み合わせたものとなっている。

物語はニューイングランドにある風変わりな寄宿学校に通う生徒、アストリッドを中心に展開する。彼女は大切にしていたスケッチブックを権威ある大人たちに捨てられてしまい、忘れ去られたアイデアが漂う世界へと迷い込んでしまう。主人公のアストリッド役はローレン・サイ自身が演じ、ビリー・アイリッシュが友人役を、フィービー・ブリジャーズが姉妹役をそれぞれ担当している。また、小島秀夫が教師役として、ジョン・C・マッギンリーが威圧的な校長役として出演している。

ショート・フィルムはこちらから。

20周年盤はオリジナル・アルバムに6曲のボーナストラックを追加収録したもので、ボーナストラックのうち3曲は2007年10月にホーボーケンにある200人収容のマックスウェルで収録されたライヴ音源となっている。残りの3曲は様々な作品に散らばっていたBサイドで、“Heaven Help Us”、“Kill All Your Friends”、“My Way Home Is Through You”が収録される。ライヴ音源で収録される“Someone Out There Loves You”は未発表曲となっている。

「20年前、僕たちは『スリー・チアーズ・フォー・スウィート・リベンジ』に続くサード・アルバムとなる『ザ・ブラック・パレード』を制作しました。当時、このアルバムがバンドにとってどのような意味を持つことになるのか、想像すらできませんでした。ただ分かっていたのは、クレイジーなものを作り上げたということ、そしてそれを早く世に送り出したくてたまらないということだけでした」

「20年が経とうとている今、僕たちはこのアルバムのリリースを祝いたいと思います。当時のセッションで完成させたすべての楽曲を初めて一つのコレクションにまとめました」さらに、オリジナル・アルバムのジャケット・アートを手掛けたジェイムス・ジーンに依頼して、「『ザ・ブラック・パレード』の世界観を再解釈して、3つの新しいアート作品を制作してもらった」ことも明かしている。

「彼が作ってくれたのは当時のアルバムに登場する象徴的なキャラクターたちを描いた美しい作品群です。ジェイムス・ジーンは唯一無二のアーティストで、このアルバムを世に送り出す上で極めて重要な存在でした。彼と何年も前に知り合えたこと、新しいものを作ることに同意してくれたことに感謝しています」

「僕たちの願いはこの音楽とイラストのコレクションを、私たちと同じように楽しんでもらえればということです。というのも、みなさんが時代を超えて長く愛してくれたことを称えたかったのです。共に歩んでくれたことに感謝しています」

アルバムのストリーミングはこちらから。

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