
Photo: Mercury Prize
レイはアルバム『ディス・ミュージック・メイ・コンテイン・ホープ』でマーキュリー・プライズを受賞している。
マーキュリー・プライズの授賞式は現地時間10月22日にニューカッスルのウティリタ・アリーナで開催されており、司会はBBC 6ミュージックのローレン・ラヴァーンが務めている。
レイの『ディス・ミュージック・メイ・コンテイン・ホープ』はポール・マッカートニー、ジェイド、ニア・アーカイヴス、デイヴ、スウェード、フローレンス・アンド・ザ・マシーン、オリヴィア・ディーン、ナッツ、ダヴ・エリス、コジェイ・ラディカル、コンピレーション作『ヘルプ(2)』を破って、マーキュリー・プライズを受賞している。
「まず何よりも、これを手にしていることにどれほど感謝しているか、伝えきれません」とレイは受賞時にステージで語っている。「震えが止まらないし、時差ボケもあるし、疲れ切っているし、感謝の気持ちでいっぱいで……何もかもがぼんやりとしています」
「私はアルバムというものの重要性をずっと訴えてきました」とレイは続けている。「アルバムは本当に重要です。過去のことについてはもう落ち着いているので、うらみがましく言うつもりはありませんが、シングル曲ばかりが重視され、常に次を追っていく環境から来た身として、こうして評価していただけたことに心から感謝しています」

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アルバムの豪華なオーケストレーションやジャジーな作風についてレイは次のように語っている。「7分に及ぶ曲を作りたかった。ビッグバンドのセクションを入れたり、ストリングスを加えたりと、思い切り贅沢に作り込みました。本当に感謝しています」
レイは次のように続けている。「涙が溢れてきそうなので、『ディス・ミュージック・メイ・コンテイン・ホープ』と言わせてください。ホープという言葉はイギリス人の私たちには特に気恥ずかしいもので、あまり深堀りしたりはしませんが、希望は誰にとっても必要なものです。音楽とはそういうもので、音楽は薬なのです。このメッセージが必要としている誰かに届くことを願っています。この賞に本当に感謝しています」
レイがマーキュリー・プライズにノミネートされたのは今回が2回目で、2024年のブリット・アウォーズでは6部門を受賞して、最多受賞記録を塗り替えている。
レイは今年のマーキュリー・プライズの授賞式で“I Hate The Way I Look Today”を披露しており、受章後にもう一度パフォーマンスを披露している。
『ディス・ミュージック・メイ・コンテイン・ホープ』は全英アルバム・チャートで1位を獲得しており、今年のレディング&リーズ・フェスティバルではヘッドライナーを務めることとなっている。現地時間10月23日にはロンドンのロイヤル・アルバート・ホールでオーケストラと共演することも決定している。
今年の審査員には音楽ライター兼放送作家のソフィー・ウィリアムズ、『ザ・タイムズ』紙のロック・ポップス担当評論家であるウィル・ホジキンソン、作曲家・DJ・ラジオパーソナリティのアフロドイチ、放送作家兼ミュージシャンのダニエル・ペリーが名を連ねている。
さらにBBCラジオ2のジェイミー・カラム、ジェフ・スミス、リア・ストーンヒル、ミスタジャム、『ケラング!』誌のクリエイティヴ・ディレクターであるフィル・アレクサンダー、シアン・エレリも参加しており、ジェフ・スミスが審査員長を務めている。
昨年のマーキュリー・プライズはサム・フェンダーの『ピープル・ウォッチング』が受賞しており、近年の受賞者はイングリッシュ・ティーチャー、エズラ・コレクティヴ、リトル・シムズ、デイヴ、アーロ・パークス、ウルフ・アリス、ヤング・ファーザーズとなっている。
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