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U2はニュー・アルバム『光の祝祭~カルナバル・デ・ルス』にロザリアについて書いた曲が収録されることが明らかになっている。
通算16作目となるニュー・アルバム『光の祝祭~カルナバル・デ・ルス』は11月13日にリリースされることが先週発表されている。U2によるアルバムは2017年発表の『ソングス・オブ・エクスペリエンス』以来となっている。
今回、ボノは米『ローリング・ストーン』誌のインタヴューでアルバムの4曲目に収録される“The Mirror Maker (Rosalía)”についてロザリアに捧げた曲であることを明かしている。
「普段だと、自分たちが曲にするのは牢獄にいる人や亡くなった人ばかりなんだけどね」とボノは冗談を飛ばしている。「亡くなった英雄か、牢獄から人々を救い出そうとする人たちなんだけど、今回は素晴らしいアーティストだからという理由で人を称えている曲があるんだ」
ボノは特にロザリアが2025年に発表したアルバム『ラックス』に特に魅了されたという。同作はオーケストラのサウンド、エレクトロニック・ミュージック、そして13の言語によるヴォーカルを駆使して、精神性や宗教的なイメージを探求した作品となっている。
ボノは光を意味する『ラックス』のタイトルやそのテーマが『光の祝祭~カルナバル・デ・ルス』で探求していたアイディアと重なっていたと語っている。
「彼女は自分たちより先に同じ場所に到達していたんだ。それは悔しいことでもあるけれど、同時にすごく刺激的でもあった」とボノは語り、どちらもアートを通じた「世界の再魔術化」に関心を寄せていると述べている。
“The Mirror Maker (Rosalía)”は2017年頃にまで遡る楽曲で、アフロビートのパイオニアであるフェラ・クティからの影響でジ・エッジが“Kuti Rocker”というタイトルで作成したデモ音源が基になっているという。その後、曲名は“Delilah”、“Child Of The Age”と変わっていき、最終的に“The Mirror Maker (Rosalía)”となっている。
プロデューサーのジャックナイフ・リーはアルバムに収録されているのはU2が幾度となく楽曲や歌詞に大幅な改変を加え続けた結果、196番目のヴァージョンだと述べている。
ジャックナイフ・リーはこの曲を当初の「エレクトリック・ロック」のサウンドから、デヴィッド・ボウイの『ジギー・スターダスト』期やT. レックスのようなアコースティックな雰囲気へと方向転換させようとしていたと語り、その理由としてあまりに男性的な印象になるのを避けたかったと説明している。
ボノはこの曲の制作に長い時間を要したことで、少々気まずい状況が生まれたことを認めている。
「曲をリリースする前に、彼女があれほど有名になってしまったのは、ちょっと恥ずかしいよね」とボノは語っている。「でも、自分としてはどうでもいいけどね。マーティン・ルーサー・キングのことだって、みんな知っていたわけだから」
ボノはロザリアの名前を冠した曲を彼女の承諾なしにリリースすることには気が進まなかったとも語っている。連絡の取り方に迷ったボノは共通の友人であるペネロペ・クルスに連絡を取ったという。
「ペネロペ・クルスに電話をしたんだ。『どうすればいい?』ってね」とボノは語っており、ペネロペ・クルスからは「彼女に電話してみたらいいじゃない」と言われたと述べている。
「『ストーカーみたいだろ』と言ったよ」とボノは続けている。
ボノは最終的にロザリアがこの曲に対して「とても好意的」だったとして、それ以来二人はメールをやり取りして、スペインの詩人であるフェデリコ・ガルシア・ロルカへの共通の思いも分かち合ったと語っている。ただし、まだ両者は対面では会ったことがないという。
「今さら彼女に会えるとは思ってないんだ」とボノは語っている。「最終的な音源を彼女に送るための勇気を振り絞っているところだよ」
ロザリアはフォンテインズD.C.の通算5作目となるニュー・アルバム『ドーパミン・チェインバー』で“Where Is Gone?”という曲に参加していることも明らかになっている。アルバムは10月16日にリリースされる。
一方、U2の『光の祝祭~カルナバル・デ・ルス』にはドリー・パートンとのコラボレーションも収録されることが明らかになっている。8月に亡くなったドリー・パートンだが、アルバムの最後を飾る“Torn”のヴォーカルは亡くなるわずか2ヶ月前にレコーディングされたとのことで、生前最後にレコーディングされたヴォーカル・パフォーマンスとなっている。
このカントリー・バラードはU2、ドリー・パートン、ジョニー・マクデイドの共作となっていて、ダニエル・ラノワがペダル・スティール・ギターで参加している。ボノは深刻な容態の中でドリー・パートンが「この曲を歌うためにベッドから起き上がってくれた」として、今ではその音源を聴くのがつらいと語っている。
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