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ニュー・オーダーのドラマーであるスティーヴン・モリスは病気の症状が重く、バンドに復帰できるかどうかは「分からない」と語っている。

今年6月、ニュー・オーダーはスティーヴン・モリスとギリアン・ギルバートが「当面の間」は「個人的な健康上の理由」でツアーに参加しないことを発表している。

スティーヴン・モリスはバーナード・サムナー、ピーター・フック、イアン・カーティスと共にジョイ・ディヴィジョンを結成しており、イアン・カーティスが亡くなった1980年にはニュー・オーダーを結成している。

スティーヴン・モリスとギリアン・ギルバートのツアーへの不参加は結成時のベーシストであるピーター・フック抜きで2011年に活動を再開して以来、バーナード・サムナー、スティーヴン・モリス、ギリアン・ギルバートを中心に展開してきたニュー・オーダーのライブ活動体制に大きな変化をもたらすものとなっている。

今回、スティーヴン・モリスはニュー・オーダーとジョイ・ディヴィジョンが揃ってロックの殿堂入りを果たすのを前に、自身の健康状態について語っている。

米『ローリング・ストーン』誌のインタヴューでロックの殿堂入りの式典に出席するかどうかと訊かれると、スティーヴン・モリスは次のように答えている。「今はちょっとした健康問題を抱えていてね。長期間にわたって国外に出ることができないんだ。実は試してみたことはあるんだよ。数ヶ月前、ニューヨークで開催されたイアン・カーティスの歌詞の展覧会に行った時、『様子を見てみよう。もしうまくいけば、検討する価値があるかも……』と考えたんだ。でも、たった2日間のことだったのに、結果は散々なものになってしまった。だから、たぶん無理だろうね。良くなるとは言えないな。だって、良くはならないんだから」

ニュー・オーダーに復帰するかどうかと尋ねられると、スティーヴン・モリスは次のように答えている。「分からない。どんな病気かについてはあんまり語りたくはないんだけれど、でも、結構深刻なんだ。誰かが治療法を見つける類のようなものじゃないんだ」

スティーヴン・モリスは次のように続けている。「音楽をやらないなんて耐えられないけどね。片足を失うとか、それ以上にひどいことのようなものだから。だから、そんな自分は想像できないんだけど、バーナード・サムナー、フィル・カニンガム、トム・チャップマンとは今も会っているんだ。みんな友人だからね。うまくいっている。もしも近場でライヴをやることになれば、うまくいくんじゃないかな」

ピーター・フックは2007年にニュー・オーダーを脱退しており、その後、資産の所有権や「ニュー・オーダー」という名称の使用を巡り、バーナード・サムナー、スティーヴン・モリス、ジリアン・ギルバートとの間で長期にわたる法廷闘争を繰り広げていた。2017年に「完全かつ最終的な和解」に至ったが、両者の関係は依然として緊張関係にある。

ロックの殿堂入りの式典ではイアン・カーティス、ギリアン・ギルバート、ピーター・フック、スティーヴン・モリス、バーナード・サムナー殿堂入りメンバーとして名を連ねているが、ピーター・フックは今年4月に米『ローリング・ストーン』誌に対して、かつてのバンド仲間と一緒に並ぶつもりはないと語っている。

「いや、ないね。彼らが僕や僕の家族にしたことを考えれば、絶対にない」とピーター・フックは語っている。「彼らと並ぶつもりもない。知ったことじゃないし、気にもしていない。人間にはモラルが必要だからね」

しかし、ピーター・フックはリアム・ギャラガーとノエル・ギャラガーが「仲介人」になるかもしれないと語っている。「リアム・ギャラガーとノエル・ギャラガーは私たちの求める仲介人になるかもしれないね。彼らなら『なあ、二人で握手をしてステージに上がって、“Transmission”、“Love Will Tear Us Apart”、“Blue Monday”を演奏してくれ』って言ってくれるかもしれないからね」

ニュー・オーダーは未発表のリミックス音源を収録したコンピレーション・アルバム『ザ・ベスト&ザ・レスト・オブ』が今年7月にリリースされている。

また、ジョイ・ディヴィジョンはライヴ音源による14CD+2DVDのボックスセット『エターナル』が9月25日にリリースされることが決定

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