Jenn Five/NME

Photo: Jenn Five/NME

メタリカのジェイムズ・ヘットフィールドが、亡くなったバンドのベーシストであるクリフ・バートンについて振り返っている。

メタリカは今年のレコード・ストア・デイの大使に就任しており、デビュー・アルバム『キル・エム・オール』とセカンド・アルバム『ライド・ザ・ライトニング』のデラックス・ボックス・セットを4月15日に発売する。同作については直輸入国内仕様で4月29日より日本国内でも販売されることが明らかになっている。

ジェイムズ・ヘットフィールドは、アルバムの再発に際して「メットクラブ」のインタヴューで当時の思い出を振り返って、クリフ・バートンへの思いを語っている。「なんていうか、懐かしいね・・・特にクリフに関するものは。ああ、これ!このライヴ! この下にはアンプがあったんだ。本当にたくさんの素敵な思い出だよ。なんというか、こうした写真を見て蘇ってくるなんて本当に素晴らしいよ。あの頃がなつかしい。クリフ・バートンがいなくて寂しいよ。彼のことはしょっちゅう思い出すんだ。だけど、たびたび思い起こすんだ、彼の魂は生き続けているって。彼の肉体はもうここにはいないけれど、今も生きている人々が、彼をしのぶんだ」

彼はクリフ・バートンの死の知らせを聞いた時、どれだけバンドのメンバーが呆然としていたかを明かしている。「俺たちは沢山飲んだけど、クリフがいなくなって量が倍になった。気分を鎮めるにはそれくらい必要だった。だけど、彼を本当に偲ぶようなことはしなかった。もちろん彼のことは話したけど、またツアーに戻って元通り忙しくして、彼の死を振り払うことで自分たちの傷を深めないようにしていたんだ」

ジェイムズ・ヘットフィールドは、2001年のアルコール依存症でリハビリ施設に入った時、ついにクリフ・バートンの死に向き合い本当に悲しむことができたと語っている。「思い出に対してオープンになって、彼のことを考え、彼の存在を感じ、それによって遂に長い間できなかった彼を偲ぶことができたんだ」

「俺は、奴のことをミュージシャンというより個人として失って悲しいんだ。それが違うことだよ。あのころ、俺たちはかなり気があって、好きなものも一緒だったし、やりたいことも一緒だった。奴からたくさんのことを学んだし、彼が死んだ後も学ぶことは多かった。いつも『クリフならどうしてたかな?』なんて考えたけど、俺自身でいられることを彼から学んだんだ。彼は俺に違ったっていいんだと、信じていることに突き進めって教えてくれた。すべての武器を集めて、世界に立ち向かわなくたっていいんだと。自分自身でいればいいとね」

『キル・エム・オール』と『ライド・ザ・ライトニング』のデラックス・ボックス・セットについては次のように語っている。「すべての古いもの、カットされたものとか、FBIがいろいろなものを掘り起こすくらいの勢いだったよ。『誰かが持ってなきゃならない』ものも、何年かしたら忘れ去られてしまうんだ。だけど、『ちょっと待てよ。今、ああしたものでレコーディングしたらまったく違ったものになるんじゃないかって。一度レコーディングしたら、それで終わりかって? じゃあ、他はどうなっちまうんだ?』って思い直したんだ。いろいろと細々したものも古いスタジオから見つかってるよ。例えばこれは、『キル・エム・オール』で歌った時のマイクなんだ。冗談みたいだろ。今、俺はこれを持ってスタジオにいるんだぜ」

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