キース・リチャーズは最近のポピュラー・ミュージックとポップ・アーティストで広く行われているソングライターの起用を批判している。
ザ・ローリング・ストーンズのギタリストであるキース・リチャーズは『タイム・アウト・ロンドン』誌で、アデルやリアーナのようなアーティストがヒット曲を書くソングライターたちと組んで仕事をしていることについて意見を訊かれ、次のように答えている。「まあ、奴らは自身の力を頼りにできないわけだろ?」
彼はさらにこう続けている。「俺たちはものすごい“ショウビズ”期のまっただなかにいるわけだよ。それは俺たちが前に打ち破った時よりも強靭なものとなっているんだ。『Xファクター』とか、そういうオーディションのクソだよな。あれは有名になりたい奴のためのものでしかない。まあ、そんなものが求める名声だというなら、幸運を祈るよ。名声との生き方を学んだほうがいいぜ」
それに対して、キース・リチャーズはバンドの名曲である“(I Can’t Get No) Satisfaction”を「ベッドでギターと共に」一晩で書いたという。
ザ・ローリング・ストーンズが初めてとなる大規模な展覧会を来月開幕させる。展覧会「Exhibitionism」は4月6日から今年の9月まで開催される。
展覧会は2フロアに亘って展開される9つのテーマで構成されるとされ、バンドが個人的に保管してきたものなかから500を超える品々が展示されることになるという。
昨年、展覧会のポスターが、ロンドン地下鉄駅の規制対象となったことが明らかになると、キース・リチャーズのバンド・メイトであるミック・ジャガーは次のように『タイム・アウト・ロンドン』に語っている。「卑猥なものにしたのは僕の意図じゃないんだけどね。いまだに人々がザ・ローリング・ストーンズのポスターを地下鉄で禁止するなんて妙だよね」
ザ・ローリング・ストーンズは3月25日に120万人が集まったとするキューバのハヴァナでの公演を行っている。キューバはここ15年ザ・ローリング・ストーンズの音楽を禁じてきた。マニック・ストリート・プリーチャーズは2001年にキューバで公演を行っており、その歴史的地位についてツイッターで論じている。
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