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アデルが母親は母乳で子どもを育てるべきだとするプレッシャーについて非難の声を上げている。

アデルは最近、ロンドンのO2アリーナで公演中に、この問題に触れている。

『ザ・サン』紙が伝えたところによると、観客から「母乳で育てる母親」について質問されたアデルは次のように答えたという。「いいかしら、私たち母親にかけられるプレッシャーはバカらしいものだし、そんなプレッシャーをかけてくるやつらは黙ってろ!って感じよ。そうでしょ?」

さらに彼女は、こう続けている。「大変なことなのよ、できない人もいるんだもの。私の友人には、助産師さんから産後うつだって言われた子もいるわ。できるなら母乳をあげればいいけど、でも心配ないのよ。アプタミル(粉ミルクのブランド)だって、同じようにいいものだから」

「私だって母乳はいいと思うわ、母乳で育てたいと強く思っていたもの。でも、叶わなくて、『もし今ジャングルで暮らす時代だったら、母乳が出ないから私の子は死んじゃうのね』なんて思ったりした。冗談じゃないの、本当に私たちはこんな風に考えてしまうものなの」

彼女のコメントは、セレブ・シェフであるジェイミー・オリヴァーが最近、母乳育児を推進するキャンペーンを始める計画について明かしたことを受けて行われている。

ジェイミー・オリヴァーは今月の初め、LBCラジオに出演して次のように語っている。「僕たちの国は、母乳育児が世界で最も遅れている。もし6ヶ月以上母乳をあげれば、女性の乳がん発生率は半分になるんだ。聞いたことがある? ないでしょう。簡単だし、とても便利だし、そのうえ栄養価も高くて、母乳の方がいいんだよ。お金もかからない」

一方で、アデルは最近、ブリュッセルで起きたテロ事件を受けて、非道なテロに対して厳しく非難するとともに、犠牲者に対して追悼の歌を捧げている。

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