パドル・オブ・マッドのフロントマンであるウェス・スキャントリンは、先日のUK公演でバンド・メンバーにステージに取り残され、とあるファンは「完全に修羅場」だったと評している。
“Blurry”や“She Hates Me”といったヒット曲で知られるパドル・オブ・マッドだが、3月22日にドンカスターのダイアモンド・ライヴ・ラウンジで公演を行っており、ウェス・スキャントリンのステージ上での常軌を逸した行動が、ライヴを途中で終わらせることになったという。
ファンが撮影した突然のライヴ終了の模様によれば、ウェス・スキャリントンは支離滅裂な内容をあてもなく喋っており、会場側によってマイクの電源を切られている。不満を持った観客の一人は「クソッタレ、ウェス」「お前は恥さらしだ」と叫んでいる。
その模様はこちらから。
ライヴ後、観客の一人はフェイスブックにパドル・オブ・マッドのパフォーマンスが「ウェスを支えようとするバンドによるインストゥルメント・セットでしかなかった」と書き込んでいる。
他の数人のファンもウェス・スキャリントンがステージで「酔っ払っている」ように見えたとのことで、別のファンは「ウェスについてはすごく残念だよ。本物の恥さらしだ。彼はメチャクチャなことをしたんだ」と書いている。
今回のドンカスターの途中放棄公演は先月のオハイオでの公演のトラブルに続くものとなっていて、オハイオでの公演ではライヴを途中で止め、ファンの一人に激怒している。
ウェス・スキャリントンはここ数ヶ月の間に二度法に抵触しており、昨年12月26日にドラッグの所持で逮捕されたほか、1月9日にはかつて所有していた家を破壊した疑いで警官に拘束されている。
広告 ザ・ビートルズの新作ドキュメンタリー『ビートルズ ’64』がディズニープラスで11月29日(金)より独占配信!
Copyright © 2024 NME Networks Media Limited. NME is a registered trademark of NME Networks Media Limited being used under licence.