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アヴィーチーは2016年以降ライヴ・パフォーマンスを行わない予定で、音楽からの長い休止期間をとることを発表している。

本名をティム・バークリングというアヴィーチーは自身のオフィシャル・サイトにここ数日予告してきた長文の声明を掲載し、そのなかで発表を行っている。先週、アヴィーチーは「音楽業界は二度と元に戻ることはないだろう」とツイートしていた。

発表の全貌が今回明らかにされ、2016年のライヴが最後のライヴとなり、いつか音楽を作ることは認めつつも、音楽制作に復帰する当面の計画はないという。

レコード・レーベルやマネージャー、ファンなど、自身のキャリアを築く手助けとなった全員への感謝を綴った後、彼は次のように述べている。「僕の道は成功に満ちたものだったけど、それは紆余曲折なしにはないものだった。僕は大人になり、アーティストとしても成長したけど、より自分自身を知るようになって、僕には人生でやりたいことがたくさんあるのに気づいたんだ。違う分野に強い関心を持ってるんだけど、それを探求する時間がほとんどないんだよ」

「2週間前、新しい方法で物事を見て考えるために、友人や仲間たちとアメリカを横断するドライヴをしたんだ。それによって、しばらく取り組まなきゃいけない変化を起こす必要があることに気付かされたんだ」

「成功によって体験できたすべての機会と快適さには感謝しているけれども、この僕の選択とキャリアは、いわゆる物質主義的な面によるものじゃないんだ。幸いにも世界中を旅してパフォーマンスを行うことができたことは知っているけど、アーティストの裏側にある実在する人間としての生活に残されている時間がほとんどないんだよ」

「でも、音楽を手放すことは絶対にしないよ。音楽を通してファンとは話を続けるつもりだよ。でも、2016年のライヴが僕の最後のツアーで、最後のライヴにすることに決めたんだ。華々しく繰り出すものにしようね! 僕の一部は絶対はないと言っていて、戻ってこられるだろうけど……すぐには戻ってこないつもりなんだ」

アヴィーチーは6月に来日公演を行うことが発表されている。

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