Tom Martin/NME

Photo: Tom Martin/NME

メガデスのフロントマンであるデイヴ・ムステインは、「アメリカを愛する」政治家は全員無償で働くべきだと主張している。

デイヴ・ムステインは、2012年の大統領選挙において共和党のリック・サントラム候補を支持して物議を醸している。当時のデイヴ・ムステインのコメントの中にはオバマ大統領はアメリカで生まれていない、アメリカはナチスのようだ、そしてオーロラやウィスコンシンで起きた銃乱射事件はオバマ大統領が「でっち上げた」と非難していた。

「Vanyaland.com」にて、デイヴ・ムステインは2016年の選挙運動に関して尋ねられて、次のように答えている。

「ここで、俺が誰を支持しているのか公表するつもりはないよ。実際、誰も支持してないからね。だけど、悲しいことに、誰かを選択したとしてもどうせ非難されるし、もしかしたら、もっと酷いことになるかもしれない。たとえ、俺が誰かを選んだとしても、そんなことは問題じゃない。問題にすべきなのはその人物だろ。真実を知っているのは本人なんだから」

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さらにこう続けている。「個人的には、すべての政治家は無償で働くべきだと思っているんだ。それによって誰が本当にアメリカを愛しているかわかるはずさ。なぜなら、もし一生涯の収入が保証されるんだったら、誰だってその仕事のために何だって言うだろ」

デイヴ・ムステインはこう締めくくっている。「そして悲しいことに美しい志を持った若者たちが政党の党員集会で彼らのために反撃しても、彼らは代議制について理解していないんだ。俺が若くてバカだったころ、本当にすべてが国民の投票で決まると信じていた。そのあと誰かが俺に代議制について教えてくれた。俺はなんというか『一体何のことを話してんだ?』という気分だったね」

メガデスの15作目のスタジオ・アルバム『ディストピア』は今年1月にリリースされている。

本作は、クリス・ブロデリックとショーン・ドローヴァーに代わり、2人の新メンバーとしてドラムにクリス・アドラーとギターにキコ・ルーレイロを迎えて制作したアルバムとなっている。

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