今週、ニューヨークで開催される、ブロンディ、ピクシーズ、ザ・ルーツのパフォーマンスによるデヴィッド・ボウイ追悼コンサートが、ライヴでストリーミング配信されることが決定している。
「ザ・ミュージック・オブ・デヴィッド・ボウイ」の主催者らはスカイプと提携し、コンサートをストリーム配信し、その見返りとして寄付を募り、寄付金は音楽や芸術系のチャリティーに納められるという。
4月1日、ラジオ・シティ・ミュージック・ホールにて開催されるコンサートでは、マイケル・スタイプ、ザ・フレーミング・リップス、パティ・スミス、ローリー・アンダーソン、キャット・パワーほか多数、計18組を超えるアーティストが、亡きスターの曲のカヴァーを披露することになっている。また、デヴィッド・ボウイの『★(ブラックスター)』の制作に関わったドニー・マクカズリン・グループや、長きにわたりデヴィッド・ボウイのプロデューサーを務めたトニー・ヴィスコンティもハウス・バンドを伴い、パフォーマンスする予定となっている。
カーネギー・ホールによるこのトリビュート・コンサートは過去12年間にわたり開催されている。今年のコンサートのラインナップは、1月のデヴィッド・ボウイ逝去のニュースのわずか数時間前に『ニューヨーク・タイムズ』紙が報じている。
プロモーターのマイケル・ドーフは、デヴィッド・ボウイが亡くなる前は、本人もコンサートに出演してくれたらと願っていたと『ポールスター』誌に語っている。
「プロモーター的な観点から話すと、コンサートのチケットは2時間で売り切れてしまったんだ。2800枚すべてのチケットがね。私の経験上、そんなことは過去に1度もなかった」とマイケル・ドーフは語っている。「でも、すべての意味において、この成功は嬉しくもあるが、同時にとても辛いよ。本人が会場に来てくれていたかもしれないトリビュート・コンサートと違い、今回は亡くなってしまった人への追悼であるという意味でね」
ストリーミング配信は20ドルの寄付を行うことで、ストリーミング・サイトへのリンクが送られてくるという仕組みになっている。
詳しくは以下のサイトで御確認下さい。
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