昨年11月に正式にストーン・テンプル・パイロッツを離れたリンキン・パークのチェスター・ベニントンだが、3月26日にカリフォルニアで行われた一夜限りのライヴで復帰している。
このライヴはカリフォルニア州ランチョ・パロス・ヴェルデスにあるノリス・シアターで行われたもので、ライヴは「バッハからロックまで」と題されており、地元の学校のために寄付を募るために開催されている。
チェスター・ベニントンは、2013年にスコット・ウェイランドがバンドを脱退して以降、亡くなったスコット・ウェイランドの代わりとしてヴォーカリストを務めていたが、昨年11月にリンキン・パークと自身の家族に注力するため、ストーン・テンプル・パイロッツを脱退している。ストーン・テンプル・パイロッツは代わりのヴォーカリストを探す公開オーディションを開催していた。
新しいヴォーカリストはまだ発表されておらず、バンドは募集時「誰かに感動させられるのを待ち望んでいる」と語っていた。
チェスター・ベニントンが復帰したパフォーマンスの映像はこちらから。
バンドの結成メンバーであるスコット・ウェイランドは昨年12月に亡くなっており、チェスター・ベニントンは永続的なメンバーとしての活動を辞退している。
米『ローリング・ストーン』誌のインタヴューで、ギタリストのディーン・ディレオはスコット・ウェイランドやチェスター・ベニントンや、ヴォーカリストの新規採用について語っている。
彼は次のように語っている。「チェスターと一緒だと、俺たちのやりたいと思っていることをすべてできないということに気付かされたんだよ。彼はリンキン・パークや、もちろん家族との時間もあるわけで、一緒にいられる時間が制限されるんだ」
「ここ数ヶ月で多くのシンガーと一緒にやったけど、もし、この世のすべての才能に参加してもらえる機会を作れないのなら、ロバートもエリックも俺も、自分を仇にしているように感じたんだ。それで、いいにせよ悪いにせよ、門戸を開くことにしたんだ」
どんな人物を探しているかについては次のように語っている。「ふさわしい人が来たら、彼が口を開く前に分かると思うよ。部屋に入ってきた時に分かるんだ。誰かに感動させられるのを待ち望んでいるよ」
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