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ア・トライブ・コールド・クエストは、現地時間3月22日にファイフ・ドーグが亡くなったのを受けて、オフィシャル・サイトに声明を発表している。

本名をマリク・テイラーというファイフ・ドーグは長年の闘病生活を経て、1990年に診断を受けた糖尿病を原因とする合併症によって亡くなっている。享年45歳だった。

ア・トライブ・コールド・クエストはオフィシャル・サイトに以下の声明を発表している。

「わたしたちの心は沈んでいます。打ちひしがれています。わたしたちは皆、人生が速く過ぎ去るものであることを知っていますが、心の準備ができていないことだったのです。彼の健康問題や闘病生活についてはよく知られていました。しかし、彼の喜びと幸せのための闘いは、彼に必要としているものをすべて与えてくれました。家族の幸せのための、彼の魂の幸せのための、周りの人々の幸せのための闘いは、まったくもって完璧な歓喜を彼に与えることになったのです……彼が父親の呼びかけに従うまでは。

わたしたちは、彼の遺族を、彼の母親と父親を、彼の息子を、彼の妻を、彼の姪を愛しています。ニューヨーク、アトランタ、カリフォルニア、トリニダードで暮らす遺族を愛しています。

ファンや仲間のミュージシャンたち、音楽メディア、ブログ、ラジオ局、DJ、ソーシャル・メディア、一般の音楽コミュニティから溢れ出す支援と祈りに感謝しています。これも彼の喜びの一部であり、多くを意味すると思うのです。彼の遺族もその支援や善意に感激しており、感謝しています。彼がみなさん全員の心を動かしたように、わたしたちも彼に心を動かされていました。わたしたちは彼の日々の喜びや勇気に刺激を受けてきたのです。彼に痛みはありませんでした。彼は幸せだったのです。

彼が祖母と並んで埋葬されると知って、それを慰めとしています」

ファイフ・ドーグは1985年にアリ・シャヒード、 Qティップと共にア・トライブ・コールド・クエストを結成している。ア・トライブ・コールド・クエストは『ロウ・エンド・セオリー』や『ビーツ、ライムズ・アンド・ライフ』といったアルバムをリリースしている。

ファイフ・ドーグは短期間ソロ活動も行っており、唯一のソロ・アルバム『Ventilation: Da LP』を2000年にリリースしている。

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