ア・トライブ・コールド・クエストのファイフ・ドーグが亡くなったと報じられている。享年45歳だった。
ヒップホップの先駆的グループだったア・トライブ・コールド・クエストの結成メンバーであるファイフ・ドーグは1990年に糖尿病と診断されており、長年闘病生活を送ってきた。
ファイフ・ドーグは1985年にアリ・シャヒード、 Qティップと共にア・トライブ・コールド・クエストを結成している。ア・トライブ・コールド・クエストは『ロウ・エンド・セオリー』や『ビーツ、ライムズ・アンド・ライフ』といったアルバムをリリースしている。
ファイフ・ドーグは短期間ソロ活動も行っており、唯一のソロ・アルバム『Ventilation: Da LP』を2000年にリリースしている。
訃報についてプロデューサーのスタティック・セレクターがそれを認め、パブリック・エナミーのチャックDやフライング・ロータス、ラン・ザ・ジュエルズのエル・Pといったヒップホップ界の多くの人物がソーシャル・メディアで哀悼の意を表明している。
Confirmed. rest in peace Phife. Man. I'm out.
— Statik Selektah (@StatikSelekt) March 23, 2016
「確認したよ。安らかに、ファイフ。じゃあな」
REST IN PEACE TO THE INCREDIBLE PHIFE DAWG
— el-p (@therealelp) March 23, 2016
「とてつもないファイフ・ドーグよ、安らかに」
Phife!
— FLYLO (@flyinglotus) March 23, 2016
「ファイフ!」
Phife-HipHop & Rap word Warrior, simple as that.Breathed it & lined rhyme into Sport.A true fire Social Narrator my bro #RIBeats ATCQforever
— Chuck D (@MrChuckD) March 23, 2016
「ファイフはヒップホップ&ラップにおける言葉の戦士であり、それに尽きるよ。息を吸うが如く競技のようにライムを並べてみせた。本物の素晴らしい、社会の語り手だったんだよ、兄弟。ア・トライブ・コールド・クエストよ、永遠に」
Phife Dawg made some of the most beloved hip hop ever. It's so sad that he's gone. I'd have gone to every reunion show till the end of time.
— Mark Ronson (@MarkRonson) March 23, 2016
「ファイフ・ドーグはこれまで最も愛されたヒップホップを作ってきた人だった。彼が亡くなって本当に悲しい。ずっと再結成のライヴはすべて行ってたんだ」
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