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ブッチ・ヴィグは、フー・ファイターズの『ソニック・ハイウェイズ』に続くドキュメンタリー・シリーズとアルバムの制作について「まだ成就していない」と明かしている。

かねてより『ソニック・ハイウェイズ』の第1弾に続くプロジェクトが、イギリス周辺のスタジオで制作されるのではと噂されていた。

「ザ・デイリー・ビースト」のインタヴューの中でブッチ・ヴィグは、彼とフー・ファイターズのフロントマンであるデイヴ・グロールの間で、デイヴ・グロールが制作した新曲を持ち寄って今年の後半に話し合う予定があったことを明かしている。しかし「もうフー・ファイターズに関する計画はない」と語っている。

「彼が次の『ソニック・ハイウェイズ』について話していたことは確かなんだけど、でもまだ何も実現していないんだ」と、ブッチ・ヴィグは続けている。

さらにブッチ・ヴィグは、ニルヴァーナの『ネヴァーマインド』をプロデュースした時のことと、デイヴ・グロールがバンドにもたらしたものについても、次のように語っている。「デイヴはユーモアの突飛なセンスを持っていて、バンドに新鮮な空気を吹き込んだんだよね。彼はとても若かったんだ」

「彼は、バック・ヴォーカルとしてたくさん歌っていたし、素晴らしい声を持っていて、大きなエネルギーをもたらしてくれた。デイヴとカート(・コバーン)の間に緊張感なんて本当にまったくなかったよ。僕たちはただ、カートが集中している100%の状態を捉えるだけで良かったんだ」

また、カート・コバーンが、ホールのアルバム『リヴ・スルー・ディス』のために曲を書いたという根強い噂について尋ねられたブッチ・ヴィグは、「分からない」としながらも、こう続けている。「カートが(コートニー・ラヴの)音楽に手を貸したのかもしれないけど、あれは完全に彼女の言葉だよね。それに、夫が偉大な作曲家だったら、ちょっとくらい手伝ってもらうこともあるだろ?」

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