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3月25日にバンドにとって初となるキューバでの公演を行うザ・ローリング・ストーンズは、公演への意気込みを語る動画を公開している。

ライヴが行われるのは1957年に建てられたハヴァナの複合スポーツ施設であるシウダー・デポルティーヴァで、公演は「コンサート・フォー・アミティ(親睦のためのコンサート)」と題されており、1959年にキューバで革命政権が成立して以降で最大のライヴとなるという。

ザ・ローリング・ストーンズは、「わたしたちは長いキャリアのなかで多くの特別な場所でライヴを行ってきました。しかし、ハヴァナでのライヴはバンドにとって画期的なイベントとなるでしょう。キューバにいるわたしたちの友人たちにとってもそうなることを願っています」という共同声明を発表している。

動画ではミック・ジャガーがスペイン語で公演への意気込みを語っている。

公開された動画はこちらから。

昨年10月にミック・ジャガーが南米ツアーのために、キューバを訪問してライヴ会場を探していると、同国の共産党機関紙『グランマ』は報じていた。ライヴのセットリストは「ストーンズのクラシック・ヒット」と「特別な逸品」で満ちたものになるという。

先日、ミック・ジャガーは、メキシコ・シティでのライヴ中に、共和党のアメリカ大統領候補であるドナルド・トランプについてジョークを飛ばしたという。

ザ・ローリング・ストーンズは3月17日に開催されたメキシコ・シティのライヴでも、ミック・ジャガーは「アメリカ・ラティーナ・オレ」と題された南米ツアーの、最後から2番目の会場となるフォロ・ソルに集まった6万人のファンを熱狂させ、その中でドナルド・トランプを批判している。

ミック・ジャガーは完璧なスペイン語を使い、メキシコとアメリカの国境に壁を建設するという内容で物議を醸している共和党のアメリカ大統領候補であるドナルド・トランプの提案について冗談を飛ばしている。「フォロ・ソルですごいショウをやると聞いたよ。みんなきっと気に入るよ、ロジャー・ウォーターズがお届けする『ザ・ウォール』……ドナルド・トランプも共演するよ」

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