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ポール・マッカートニーが、30年前に故マイケル・ジャクソンに買収されたアメリカにおけるザ・ビートルズの版権の所有権を求める法的手続きに着手していることが明らかになっている。

ジョン・レノンのポール・マッカートニーのカタログは、2018年1月には本来の作曲者所有権を申し立てる資格が適用されることになるというが、一方でオノ・ヨーコがかなり前にソニーから同社が所有するジョン・レノンの楽曲の所有権の半分を付与されており、ポール・マッカートニーは改めて自身の所有権を取り戻す訴訟手続きに動き出したという。

先週、米『ビルボード』誌は、ポール・マッカートニーが昨年には所有権を取り戻す手続きを開始していたと報じている。

アメリカの広報は次のように説明をしている「アメリカの1976年著作権法では、作曲者は自身の楽曲を取り戻すことができるとしており、1978年以前に制作された楽曲は、28年ごと、もしくは56年後に作曲家の元に戻すことができます(この規定では、作曲者は1978年、あるいはそれ以降に発売された楽曲に関しては、35年後に版権を取り戻すことができるとしている)。ジョン・レノンとポール・マッカートニーのカタログについては、2018年に56年目を迎えることになります」

ポール・マッカートニーはこの規定を使って、アメリカにおける32曲の所有権を取り戻そうとしているが、この規定は世界の他の国では適用されないという。最初となる「作曲者による奪還」の権利返還は2018年1月から適用される予定となっている。ポール・マッカートニーが求めている他の多くの楽曲の所有権に関しては、2025年まで申し立てができないという。アーティストが現在行っている法的手続きでは、56年規定より早い2年から10年の間に申し立てをすることができる。

ポール・マッカートニーが所有権を求めている楽曲のうちの数曲はジョン・レノン一人が作曲したものだと一般に受け入れられているが、ザ・ビートルズの楽曲においては、すべてジョン・レノンとポール・マッカートニーの両者がクレジットされていることで、ポール・マッカートニーは申し立てをする権利を持っている。

申し立てをしている所有権のほとんどの楽曲は『アビー・ロード』に収録されており、1962年から1964年の間にリリースされたアルバムからの楽曲もいくつかあるという。

ポール・マッカートニーは、「5人目のビートル」であるジョージ・マーティンの訃報の後に、先日、「ワン・オン・ワン」ツアーの日程の第一弾を発表している。

これまで発表されているツアーの日程は以下の通り。

04-13 Fresno, CA – SaveMart Arena
04-15 Portland, OR – Moda Center
04-17 Seattle, WA – Key Arena
04-19-20 Vancouver, British Columbia – Rogers Arena
04-30 Little Rock, AR – Verizon Arena
05-02 Sioux Falls, SD – Denny Sanford Premier Center

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