
Photo: Netflix
レッド・ホット・チリ・ペッパーズのベーシストであるフリーはネットフリックスで配信されているヒレル・スロヴァクのドキュメンタリーについて語り、バンドとしては距離を置いたものの、内容について好意的な見解を述べている。
ドキュメンタリー『ライズ・オブ・レッド・ホット・チリ・ペッパーズ:俺たちのヒレル』は3月20日から配信されている。ドキュメンタリーは1988年にドラッグのオーヴァードーズによって享年26歳で亡くなるまで、3枚のアルバムに参加した結成メンバーであるギタリストのヒレル・スロヴァクに焦点を当てたものとなっている。
今年1月、レッド・ホット・チリ・ペッパーズのメンバーは声明を発表して、インタヴューに応じているものの、バンドの「公式」なドキュメンタリーではないと述べていた。「ヒレル・スロヴァクとその思い出への愛と敬意からインタヴューに応じることにしました。しかし、このドキュメンタリーはレッド・ホット・チリ・ペッパーズのドキュメンタリーと宣伝されています。そうではありません」
今回、フリーはインスタグラムのストーリーへの投稿でドキュメンタリーを観たとして、好意的な評価を下している。「やっとヒレル・スロヴァクの新たなドキュメンタリーを観たよ。この作品が存在すること、そして彼が友人として、またバンドメイトとして、私たちにとってどれほど大切な存在だったか、そして今もなおどれほど大切な存在であるかを、より多くの人たちが知ってくれることに感謝している。美しく作られた作品で、生涯を通して続く悲しみがなかったわけではないけれど、心が満ち足りたものを感じることになった」
本作についてはAIで生成されたヒレル・スロヴァクの声が日記を読む形で使われていることも話題となっている。映画は冒頭で、これらの場面にAIの技術が用いられていることを明示している。
アンソニー・キーディスは2022年に『NME』のインタヴューでヒレル・スロヴァクの影響について次のように語っている。「ヒレル・スロヴァクのエネルギーというのは本当に決して消えたことはないんだ」
「最初の年の最初のアルバムにヒレル・スロヴァクが参加してくれていたらと思うよ」とアンソニー・キーディスは語っている。「1984年にいくつかテレビに出演したんだけど、それを観て思うのは『くそ、ヒレルがいてくれたら良かったのに。彼がバンドの生みの親なんだ。彼の子どもなのに』ということだよね」
「とにかく、なるようにしかなるようにならないわけだけど、人生はそういうものだからね。でも、ヒレルは今も心にいるんだ。30年、40年、50年、60年、100年経とうがね」
Copyright © 2026 NME Networks Media Limited. NME is a registered trademark of NME Networks Media Limited being used under licence.



