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ポール・マッカートニーはロサンゼルスのフォンダ・シアターで2公演を行っており、豪華スターが会場を訪れている。

ポール・マッカートニーは1200人収容のフォンダ・シアターで3月27日・28日に公演を行っている。週末の公演は「ゴット・バック」ツアー以来初のライヴであり、ほぼ時を同じくしてポール・マッカートニーは5年ぶりとなるニュー・アルバムをリリースすることを発表している。

ポール・マッカートニーは新作『ダンジョン・レインの少年たち』の詳細を発表しているが、リリースと共に発表された新曲“Days We Left Behind”はライヴでは演奏されなかった。

ポール・マッカートニーは2時間近くのステージで3月27日は23曲、3月28日は24曲を演奏している。ライヴではザ・ビートルズの“Help!”、“Something”、“I’ve Just Seen a Face”やウイングスの“Band on the Run”、“Let Me Roll It”などが演奏されている。

ジョージ・ハリスンへの追悼に加え、ジミ・ヘンドリックスへのオマージュとして“Foxy Lady”のインストゥルメンタル・カヴァーも披露されており、両日とも“Golden Slumbers”、“Carry That Weight”、“The End”のメドレーでライヴは締めくくられている。


コンサートでは携帯電話の持ち込みが禁止されていたが、終演後、会場を後にする多くの著名人の写真がソーシャル・メディアに投稿されており、テイラー・スウィフト、オリヴィア・ロドリゴ、ジョン・メイヤーらの姿も目撃されている。

CNNによると、スティーヴィー・ニックス、マーゴット・ロビー、ビリー・アイリッシュ、リンゴ・スターもフォンダ・シアターを訪れており、サブリナ・カーペンター、リース・ウィザースプーン、ローラ・ダーン、エマ・ワトソンらも目撃されたという。

3月30日、おそらくライヴ会場での携帯電話使用禁止ルールが理由で、ポール・マッカートニー自身のレディット・アカウントが、Dropboxリンクを通じてライヴの写真を共有した後に凍結されることともなっている。

問題のスレッドはその後削除されたが、彼のマネージメント・チームが管理していると思われるポール・マッカートニーのレディット・アカウント自体は既に復旧している。

「昨夜のフォンダ・シアターでのライヴを楽しんでもらえていたらと思う」と投稿には記されていたとのことで、携帯電話禁止のイベントに参加できなかったファンにもその様子を見てもらえるよう、写真を共有すると投稿では説明されていた。

「昨夜は携帯電話禁止だったので、友人、家族、そして大切な人たちと共有できるライヴの思い出を少しでも残しておきたかったのです」

米『ローリング・ストーン』誌によれば、ライヴではザ・ビートルズのリヴァプール時代も振り返っていたとのことで、4人のメンバーは「最終的にアメリカにもやってきて、そこはまったく違う新しい場所で、叫び声を上げる女の子たちもたくさんいた」とポール・マッカートニーは語っていたという。

ポール・マッカートニーはザ・ビートルズ解散後のウイングス時代を振り返っており、昨年は書籍『ウイングス:ザ・ストーリー・オブ・ア・バンド・オン・ザ・ラン』が刊行されたほか、ドキュメンタリー『マン・オン・ザ・ラン』が1日限りで劇場上映されて、その後Amazonプライム・ビデオで配信されている。

また、昨年はザ・ビートルズの『アンソロジー』シリーズについて新刊書籍、続編アルバム、ドキュメンタリー・シリーズが展開されている。今後はサム・メンデス監督によるビートルズの伝記映画4作品の撮影が予定されており、ポール・メスカルがポール・マッカートニーを、ジョセフ・クインがジョージ・ハリスンを、ハリス・ディキンソンがジョン・レノンを、バリー・コーガンがリンゴ・スターを演じる。

来たるニュー・アルバム『ダンジョン・レインの少年たち』は「キャリア史上最も内省的なアルバム」と評されており、「戦後のリヴァプールでの幼少期、両親の逆境力、ビートルマニアよりはるか以前のジョージ・ハリスンとジョン・レノンとの冒険についてオープンに書き、リスナーをリヴァプールの思い出、すべての始まりに導く」内容になるという。

リード・シングル“Days We Left Behind”はリヴァプールで「煙の立ち込めるバーと安物のギター」に明け暮れていた、名声を得る前の時代へと彼を誘うものとなっている。

「これは僕にとってまさに”思い出の歌”なんだ」とポール・マッカートニーは語っている。「アルバム・タイトルの『ダンジョン・レインの少年たち』はこの曲の歌詞から来ている。過去に置いてきた日々について考えていた。ただ過去について書いているだけではないかと思うことがよくあるが、では、他に何について書けるのだろう、とも思う」

ポール・マッカートニーは次のように続けている。「ここにはリヴァプールのたくさんの思い出がある。途中にはジョン・レノンとフォースリン・ロード、かつて僕が住んでいた通りについての部分もある。ダンジョン・レインはその近くにある。僕はスピークという労働者階級の地域に住んでいた。ほとんど何も持っていなかったが、それは問題ではなかった。周りの人たちは素晴らしかったし、自分たちが何も持っていないことにすら気づいていなかった」

プレス・リリースではアルバムの多様性について「ウイングス・スタイルのロック、ザ・ビートルズ・スタイルのハーモニー、マッカートニー・スタイルのグルーヴ、控えめで親密な表現、メロディーが主導するストーリーテリング、キャラクターを描いた曲――そのすべての共通点は“ポール”である」と評されている。

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