Photo: Shervin Lainez

デス・キャブ・フォー・キューティーは通算11作目となるニュー・アルバム『アイ・ビルト・ユー・ア・タワー』を6月5日にリリースすることを発表している。

わずか3週間のセッションを経て完成した本作はプロデュースおよびエンジニアリングをジョン・コングルトンが担当しており、ロサンゼルスのアニマル・ライツのほか、シアトル、ベリンハム、ロサンゼルス、ポートランドにある各メンバーの自宅でレコーディングされている。

アルバムのリリース発表と共にリード・シングル“Riptides”がミュージック・ビデオと共に公開されている。

ベン・ギバードは“Riptides”について次のように語っている。「“Riptides”は私たち自身が個人的な葛藤と向き合うなかで、同時に世界全体が想像を絶する規模の悲劇や喪失を経験している状況に対処する難しさについての曲なんだ。そしてこの二つが心の中で絡み合ったとき、人は完全に身動きが取れなくなるような感覚に陥る」

近年、デス・キャブ・フォー・キューティーは『トランスアトランティシズム』、及び『プランズ』の20周年記念ツアーを行ってきたが、これらのツアーは『アイ・ビルト・ユー・ア・タワー』制作の重要な契機となったという。

デイヴ・デッパーは次のように語っている。「アニバーサリー・ツアーは、僕たちの中に残っていたノスタルジーをすべて浄化してくれた。自分たちよりも大きな力の一部になったような感覚があったし、その感覚をどうやって新しい作品として形にできるかを考えながらスタジオに入ったんだ」

一方、舞台裏でベン・ギバードはデス・キャブ・フォー・キューティーとザ・ポスタル・サーヴィスの両方でアリーナ公演のステージに立ち続ける日々を送りながら、同時に私生活の崩壊とも向き合っていた。

ベン・ギバードは次のように説明している。「私たちには、喪失や悲しみを心の中のどこかに置いておく場所を見つける必要がある。それを収めておける場所があれば、私たちは人生を前に進める。でも時には、そのために作った殻を突き破って、トラウマが外に溢れ出してくる瞬間もあるんだ」

新作についてニック・ハーマーは次のように続けている。「このアルバム制作の体験は、僕たちをこのバンドの最初期の姿に立ち返らせてくれた。部屋にいるミュージシャンたちが自分たちの作っている音楽を気に入っていれば、それで十分だという感覚だ。その自信をもう一度取り戻すことができた」

デス・キャブ・フォー・キューティーは今夏に北米ツアーを行うことをすでに発表しており、秋にはヨーロッパ・ツアーが行われることも決定している。

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