
Photo: Michael Negrin / Yoko Ono Lennon
ジョン・レノンは最後のコンサート映像『パワー・トゥ・ザ・ピープル:ジョン&ヨーコ・ライヴ・イン・NYC』が4月29日より世界同時で劇場公開されることが決定している。
本作はジョン・レノンがオノ・ヨーコと共にビートルズ解散後に行った唯一のフルレングス・コンサートのライブ作品であり、マディソン・スクウェア・ガーデンでの2回にわたる大規模な公演が収録されている。映像と音声は20年の歳月をかけて一コマずつ手作業で修復されており、ショーン・オノ・レノン率いるグラミー賞を7回受賞したチームの手によって、映像のレストア・再編集・リミックスが施されている。
コンサートは1972年8月30日、ジョン&ヨーコ/プラスチック・オノ・バンド ウィズ エレファンツ・メモリー、そしてスペシャル・ゲストによって、知的・発達障がいを持つ子供たちのためのチャリティとして開催されたもので、延べ4万人の観客を動員し、当時の金額で150万ドル(現在の価値で約1,150万ドル相当)以上の寄付を集めている。
本作は、1972年にスティーヴ・ゲブハルトが撮影した映像を元に、サイモン・ヒルトンが監督、ショーン・オノ・レノンがプロデュースを務め、マルチスクリーンを駆使した没入感のある体験を目指して製作されている。音声についても、最高解像度でのデジタル修復を経て、192kHz/24bitのハイデフ・ステレオ、5.1chサラウンド、さらに一部の劇場ではDolby Atmos(ドルビーアトモス)での上映が行われる。
ショーン・オノ・レノンは本作について次のように語っている。「このコンサートは、父の最後のコンサートだったので、僕の心の中で伝説的な存在でした。父がレスポールを弾いていたので、僕もレスポールが欲しくなったのを覚えています。父がツアーに出る計画を立てながらも叶わなかった今、僕たちに残されているのはこのコンサート映像だけです。だからこそ、この作品に携われたことに深く感謝しています」
「僕はこのコンサートを本当に美しいと思っています。70年代初頭、音楽がより洗練されていく中で、父はパンクの到来を予見するかのように、原点に戻って、生の、本能的なロックンロールへと立ち返ろうとしていました。それは非常にクールで、時代の流れに逆らった試みでした」
「僕にとって、父が話したり動いたりしている姿を見るのは、言葉にできないほど特別なことです。誰もが知っている限られたイメージの中で育ってきた僕にとって、見たことも聞いたこともない断片に出会えることは、父と過ごす時間をもう少しだけ与えてもらったような、とても深い意味があるのです」
映画の概要は以下の通り。
タイトル: パワー・トゥ・ザ・ピープル:ジョン&ヨーコ・ライヴ・イン・NYC
公開日: 2026/4/29(水・祝)
公開表記:4/29(水・祝)〜TOHOシネマズ シャンテ、TOHOシネマズ なんば ほか公開
監督: サイモン・ヒルトン
製作: ショーン・オノ・レノン、ピーター・ウォースリー
出演: ジョン・レノン、オノ・ヨーコ、プラスティック・オノ・バンド、エレファンツ・メモリー、スティーヴィー・ワンダー ほか
上映時間:81分(予定)
鑑賞料金:一律3,000円
※ドルビーアトモスなど特別なスクリーンでは追加料金がある場合がございます。
更なる詳細は以下のサイトで御確認ください。
https://www.culture-ville.jp/powertothepeople
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