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ボストンのヴォーカリストだったトミー・デカーロがガンとの闘病の末に亡くなった。享年60歳だった。
遺族は現地時間3月9日に訃報を発表しており、昨年9月から脳腫瘍の闘病生活を送っていたことを明かしている。
「重い心境と共に父親のトミー・デカーロが2026年3月9日に亡くなったことを発表します」と妻のアニー、二人の子どもとなるタリアとトミー・ジュニアは声明で述べている。
「昨年9月に脳腫瘍と診断された後も彼は驚くべき強さと勇気をもって最後まで闘っていました。困難な時期でもあり、私たちが悲しみにくれて、助け合っている間は友人やファンの皆様には慎ましながらプライバシーに御配慮いただければと思います」
トミー・デカーロは“More Than A Feeling”や“Amanda”といったヒット曲で知られるボストンに、オリジナルのリード・シンガーだったブラッド・デルプが自殺で亡くなった2007年に加入している。
トミー・デカーロは2013年発表の通算6作目のアルバム『ライフ、ラブ&ホープ』に参加しており、20年近くバンドとツアーしてきた。
トミー・デカーロは2012年に自身のバンドであるデカーロも結成しており、2020年発表の『ライトニング・ストライクス・トゥワイス』、2022年発表の『ダンシング・イン・ザ・ムーンライト』という2枚のアルバムをリリースしている。
トミー・デカーロの健康問題は昨年9月に脳出血を起こして、緊急開頭手術中に医師がガンを発見したことで明らかになっている。
当時、家族によってゴーファンドミーのページが立ち上げられており、次のように記されていた。「手術中に医師は脳に2つの悪性黒色腫の腫瘤と肺に別の斑点を発見しました。手術から回復して、治療を開始したことで私たちを驚かせましたが、治療を完了する前に再び脳出血を起こして、11月27日から12月27日まで入院することになりました。その後、緊急入院の治療を終えて、現在は腫瘍専門チームによる治療が行われています」
声明は次のように続けられている。「彼が必要とすることと今後の困難に対応するためにゴーファンドミーのページを作りました。彼は友人や家族、世界中のファンから受けている愛や祈りや応援に深く感謝しています。それは最もつらい時期に彼を励まし、一人で闘っているのではないことを思い出させてくれました」
家族は1月2日にクラウドファンディングについてアップデートしており、トミー・デカーロがクリスマスの後に病院から自宅に戻ることができたとして、「意志の強い強靭な真のファイター」だと評していた。寄付は5万ドルの目標額に対して5万8000ドルを超える寄付が寄せられている。
ボストンはトミー・デカーロの訃報について正式な声明を発表していないが、ボストンのウェブサイトにはトミー・デカーロの写真と生年月日と命日が記載されている。
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