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フランク・シナトラ・ジュニアが亡くなった。享年72歳だった。

故フランク・シナトラの息子でナンシー・シナトラの弟のシンガー・ソングライターであるフランク・シナトラ・ジュニアはフロリダ州デイトナ・ビーチでツアー中に心不全で亡くなっている。

ナンシー・シナトラは、この悲しいニュースを「安らかに眠ってね、フランキー」とフェイスブックに投稿している。

彼は、フランシス・ウェイン・シナトラという誕生名で、1944年にフランク・シナトラの最初の妻であるナンシーの真ん中の子供として生まれている。偉大なる父と同じ音楽業界での道を選択し、生涯を音楽に捧げ、複数のジャズや著名なポップ・ソングのアルバムをリリースしている。最新のアルバムは2006年に発表された『ザット・フェイス!』だった。

有名な話だが、1963年、フランク・シナトラ・ジュニアがは19歳の時、ネバタのカジノで誘拐され、父親が24万ドル(現在のレートで約3000万円)という多額の身代金を支払っている。誘拐犯はその後実刑判決を受けている。

最近、フランク・シナトラ・ジュニアは、父フランク・シナトラのヒット曲をフィーチャーしたツアー「シナトラ・シングス・シナトラ」を敢行中であった。「僕はヒットソングにもヒット映画にも恵まれていないから、成功したとは言い難いと思っている」と2015年の『デイリープレス』のインタヴューでは語っている。

フランク・シナトラ・ジュニアは、29歳の息子に先立つ形となっている。彼はシンシア・マクマリーと1988年に結婚したが、その2年後に離婚している。

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