Ross Gilmore/NME

Photo: Ross Gilmore/NME

プライマル・スクリームのフロントマンであるボビー・ギレスピーは、ストリーミングのようなデジタル環境が音楽を「破壊した」と持論を語っている。

ボビー・ギレスピーは、いまだにアルバムを買っているが、自分の10代の息子のような若い音楽ファンは、音楽をネットで無料で聴くことを選んでいるとも語っている。

「息子は音楽が好きなんだけど、買うことはしないんだ。それは、単に彼らが生まれた時代の文化ということだね」とBBCに語っている。「時代を逆戻りさせることはできないけど、アーティストとして、僕は努力を怠らずに自分自身を表現していかないといけないし、その一番いい方法がアルバムを作ることなんだよ」

ボビー・ギレスピーは自身のストリーミングの傾向について次のように語っている。「サヴェージズのアルバムが発売になったとき、レコード店に行けるチャンスがなかったんだ。アルバムの前半はストリーミングで聴いて、それから数週間後にようやくレコード店に行ってアルバムを買った。だけど、デジタルなものが音楽を破壊してるんだ」

プライマル・スクリームは、3月16日に通算11作目となるスタジオ・アルバム『カオスモシス』をリリースしたが、ボビー・ギレスピーは、アルバムをリリースすることでバンドはいくらも儲からないだろうと予測している。

「アデルでもなければ、アルバムを作って生計を立てるなんてことは不可能なんだ」と彼は語っている。「僕たちが今いるレベルには他にもたくさんのバンドがいるわけで、そこから抜け出してかなりたくさんのライヴをやらなくちゃならない。ということは、ツアーというのは毎日どこでも誰かが必ずやってるってことなんだ」

ボビー・ギレスピーは、BBCのインタビューの後半で次のようにも語っている。「90年代や2000年代初めは、僕たちもたくさんのアート・ロック・アルバムが売れた。でも、もうそういう時代じゃないんだよ」

プライマス・スクリームは、3月下旬に『カオスモシス』リリースに伴うUK公演を4公演行う予定となっている。

公演の日程は以下の通り。

Aberdeen – Beach Ballroom (March 29)
Glasgow – ABC (30)
London – Palladium (April 1)
Manchester – Albert Hall (2)

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