U2のヴォーカル、ボノが6月15日の月曜日にカナダの首都・オタワにある連邦議会を訪れ、首相と面会した。
先週末にモントリオール公演を行ったボノは、対外援助と開発政策について話し合うため、スティーヴン・ハーパー首相の他、野党のリーダーらと面会した。現地の新聞『ザ・スター』紙によると、ボノは次のように発言していたという。「世界はもっとカナダを必要としている。開発援助、カナダでは対外援助と呼んでいる様だが、これはこの国がどんな国であるのかを世界中に示すことができる本当に良いやり方なんだ」
国際NGO団体ワールド・ヴィジョン・カナダの代表を務めるマイケル・メッセンジャーは、ボノの首相訪問について次のようにコメントしている。「ボノが首相を訪ねたことで、カナダ国民が国際開発問題に対してもっと興味や関わりを持ってくれるようになればと思っています。そして今日の会談で、人は一人では何もできないということを改めて気付かされました。皆が話し合いの席に着いて、本気で子供たちの生活をより良いものにしようと取り組んだ時にこそ、成功と改革がもたらされるのだと思います」
U2は6月13日のモントリオールのライヴで、地元出身のアーケイド・ファイアに楽曲“One”を捧げた。この日の公演はベル・センターで開催され、モントリオールでの2日目の公演だった。アーケイド・ファイアのメンバー、レジーヌ・シャサーニュとウィン・バトラーの2人はこのライヴを見に来ていたそうだ。
全4日間のモントリオール公演も6月16日火曜日に3日目を迎えたが、U2「iNNOCENCE + eXPERIENCE」ツアーはこの先もまだまだ続く。10月25日にはイギリスに到着する予定で、今回のツアーで全6日の開催が決定しているイギリス公演はロンドンのO2アリーナで初日を迎えることになる。
U2ワールドツアー「iNNOCENCE + eXPERIENCE」イギリス公演の日程:
ロンドン O2アリーナ(10月25、26、29、30日)
グラスゴー SSEハイドロ(11月6、7日)
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