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スリップノットは2008年に制作された幻のアルバム『ルック・アウトサイド・ユア・ウィンドウ』を2026年のレコード・ストア・デイにリリースすることを発表している。

『ルック・アウトサイド・ユア・ウィンドウ』は2008年発表の『オール・ホープ・イズ・ゴーン』を制作している時にコリィ・テイラー、シド・ウィルソン、ジム・ルート、ショーン・クラハンによってレコーディングされた作品となっている。コリィ・テイラーは一時2つのアルバムを1つにまとめようとしたが、「ものすごく実験的で、独特の空気」の曲があって、うまくいかなかったと語っていた。この時のセッションからリリースされた曲は『オール・ホープ・イズ・ゴーン』のボーナストラックだった“Til We Die”のみとなっている。

スリップノットは声明で次のように述べている。「スリップノットとはまったくかけ離れたクリエイティヴな道を歩んでいることは分かっていた。それで熱を入れてやってみたんだ。私はその実験的な精神に敬意を表して、このプロジェクトを『ルック・アウトサイド・ユア・ウィンドウ』と呼ぶことにした」

「自分たちの歴史においても混沌とした時期に作られたこの曲は人里離れた農場の一軒家で夜遅くに生まれることになった。大きな窓から外を覗きながら、外には一体何が、あるいは誰が潜んでいるのだろうと思いを馳せていた。その未知なる感覚が音楽そのものに染み込んでいる。ルールはなく、アイディアは至る所から生まれることになった。繊細なドラム・ループ、オルガンの断片、抽象的なギター・ノイズ、カエルやコオロギの音のサンプリングまで、感情と本能に導かれて、音そのものが示す道に任せたんだ」

2024年11月の時点でショーン・“クラウン”・クラハンは『ルック・アウトサイド・ユア・ウィンドウ』について次のように語っている。「音源が存在することも、世に出ることも誰も信じていなかったんだけど、自分としては高く評価していて、こんな風に歌うコリィ・テイラーは聴いたことがないはずだと言ってきた。自分の中ではまったく違うアプローチでね。最近になってリリースすることを許可したんだ。懸命にミックスもマスタリングもやったよ」

アルバムは12インチで、2300枚限定でリリースされる。

トラックリストは以下の通り。

01. 11th March
02. Moth
03. Dirge
04. Christina
05. Is Real
06. Away
07. In Reverse
08. Toad
09. Juliette
10. U Can’t Stop This

スリップノットはハーバーヴュー・エクイティ・パートナーズに音楽カタログの株式を売却したことが明らかになっている。

先日よりスリップノットについては2022年発表の『ジ・エンド・ソー・ファー』を最後にロードランナー・レコーズとの契約が終わったことから、音楽カタログを売却するのではないかと報じられていた。

ハーバーヴュー・エクイティ・パートナーズは『ハリウッド・レポーター』に対してスリップノットとの売却契約が締結されたことを発表している。バンド側も同社も最終的な金額は明らかにしていないものの、契約には出版権とロイヤリティが含まれていることを明かしている。

スリップノットのショーン・“クラウン”・クラハンは声明で次のように述べている。「音楽ビジネスに携わって25年、スリップノットが始めたことを引き継いでくれるパートナーと契約することになりました。彼らはさらに大きな飛躍を望んでいます。準備はいいでしょうか? スリップノット万歳」

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