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モトリー・クルーは元ギタリストのミック・マーズとの裁判に勝利したことが明らかになっている。
モトリー・クルーの弁護士であるサシャ・フリッドは仲裁人の判決について「決定的な勝利」だとして「ミック・マーズがバンドに対して提起していたすべての訴えが却下され、損害賠償金の支払いをミック・マーズに命じる仲裁人の最終的な判断」に賛辞を寄せている。
「仲裁人の判決はバンドの契約上および財政上の正当性を証明するだけでなく、ミック・マーズが大手メディアのインタヴューで主張することで公になった話も覆すものです」とサシャ・フリッドは続けている。
仲裁人のパトリック・ウォルシュ判事はミック・マーズがツアーを止めることにした時点でツアーの収入を受け取る権利を放棄したと判断している。これはミック・マーズ自身が2008年にバンドの規約に書き込んだとされる条項で、ツアーを中止したメンバーはツアー収入を分配しないと明記されている。
ミック・マーズは2022年にツアーから引退することを決意していたにもかかわらず、ツアー収入の25%を永久に受け取り続けるよう要求していた。サシャ・フリッドによれば、仲裁人はこの主張を却下し、法的理由によりマーズ氏を役員兼取締役から解任するというバンド側の決定を支持し、未回収のツアーの前金75万ドル以上の返還を命じている。これはモトリー・クルー側の主張に有利な判決となっている。
さらにミック・マーズはバンドが事前に録音された音源をライヴで使っていたとも主張していたが、ミック・マーズが依頼した専門家であるニューヨーク大学の音楽テクノロジー教授の証言によってその主張も覆されている。専門家は膨大なライヴ映像を分析した結果、バンドは実際にライヴ演奏を行っていたことを確認しており、ミック・マーズは最終的に宣誓供述書によって自身の主張が虚偽であったことを認めている。
「この係争はロックの歴史で最も成功を収めたバンドの一つであるモトリー・クルーの尊厳と功績を守るためのものでした」と弁護士のサシャ・フリッドは語っている。「仲裁人がすべての訴えを却下し、当事者間の合意を文書通り執行したことで、バンドは法的、経済的、そして事実上のすべての面で、完全に無実であることが証明されました」
ベーシストのニッキー・シックスはフェイスブックにわずか3語で「Finally the truth(やっと真実が明らかになった)」と投稿している。
モトリー・クルーは今年の夏に北米ツアーを行うことが決定している。ツアーは7月17日に行われるペンシルベニア州バーゲッツタウンの公演から始まり、9月26日に行われるワシントン州リッジフィールドの公演で締めくくられる。
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