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スリップノットのフロントマンであるコリィ・テイラーは、先日スリップノットからの脱退の可能性について報じられたことに対して、その意志がないことをあらためて語っている。

「ウィップラッシュ」というラジオ番組に出演したコリィ・テイラーは、司会のフル・メタル・ジャッキーに次のように語っている。「俺は2年ごとにやってるんだ。思うに、みんなそれを忘れているよ。ストーン・サワーをやるために、その間はスリップノットから離れてる。俺が喋ったのはそういうことなんだ。俺が語っていたのはオフだったり、一息つく機会を自分に与えることだったり、スリップノットを休ませておくとか、そういうことなんだよ」

「あのダニエル・P・ カーターとやったインタヴューで皮肉だったのは、あそこで俺はカット&ペースト・ジャーナリズムと呼んでるものについても語ってたんだ。あのインタヴューでそれが起こってしまったわけだよ。文脈からかけ離れたところに持ってきて、『メタル・ハマー』は俺が辞めると言ったんだ。俺としては『マジ? 何やってるの?』って感じでさ。ほんとバカげてるよな。反応さえできなかったよ。それで最終的にツイッターで『俺はスリップノットを辞めないよ。オフについて話していたんだ。文脈を踏まえて読んでくれよ。文脈を踏まえてインタヴューを聞いてくれよ』って言うことになったんだ。ほんとバカバカしいよな」

ダニエル・P・ カーターが担当するポッドキャスト「Someone Who Isn’t Me」で、ツアーに疲れてしまう可能性があるかと尋ねられると、「正直言えば、1年前であれば答えは『No』だったが、最近は少し疲れ始めている」とコリィ・テイラーは答えている。

そして、「俺は44歳だぜ、もう若くない。やる気はあっても、身体がついてこないんだよ。スリップノットに何年もいたから、なんだかもう60歳のように疲れ果てているんだ」と続けている。

「引退するかどうかはわからない。だけど、ある時点でスリップノットから身を引くかもしれないね。ああいった音楽を続けるには、かなりのパワーが必要なんだ。俺が50歳になったとき、そんなパワーがあるかどうか自信がない。それにスリップノットには、俺の体力の衰えがバンドの足を引っ張っているなんて絶対に思ってほしくない。だから音楽を完全に辞めるというよりは、スリップノットとは距離を置くかもしれないということかな」

スリップノットは11月に開催されるKNOTFEST JAPAN 2016でヘッドライナーとして来日することが発表されている。

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