Photo: Tom Beard

ニーキャップは通算3作目となるニュー・アルバム『フェニアン』を4月24日にリリースすることを発表している。

アルバムのリリース発表に合わせて、新作からはリード・シングル“Liars Tale”がミュージック・ビデオと共に公開が公開されている。

“Liars Tale”は直接イギリスのキア・スターマー首相を批判するものとなっていて、「Fuck Keir Starmer/Netanyahu’s bitch and genocide harmer(ファック、キア・スターマー/ネタニヤフのビッチで、大量虐殺の加害者だ)」としつつ「労働党の服を着た」保守党員になぞらえ、「あんなに退屈で最低な奴は見たことがない」と述べている。

「キア・スターマー首相は卑劣な奴だ。受け入れられない。あいつらの政治には何のいいこともない。権力の中枢は海外を食い物にしている」とニーキャップは“Liars Tale”について述べている。

“Liars Tale”のミュージック・ビデオはこちらから。

トーマス・ジェイムスが監督を務めた“Liars Tale”のミュージック・ビデオはニーキャップの面々がパパラッチに囲まれ、ストロボの閃光の下、金網フェンスにしがみつく様子が描かれ、赤とグレースケールの映像にはゾンビ姿のマーガレット・サッチャーも登場する。

「私にとってこの作品はパンクで、不条理で、攻撃的で、ワイルドでなければなりませんでした。私たちが置かれている世界の醜悪な反映、完全な混沌を描こうとしました。彼らの言ってきた『関心をそらすためのカーニバル』というアイデアについても話をしました。3分間に多くのアイディアを詰め込んで、私たちを取り囲む不条理な地獄絵図を体現するものしたかったのです」

「アイルランド神話、風刺、そして怒りの旋風です。ニーキャップが経験してきたことを伝える手段であると同時に、誰もが目撃していることを伝える手段でもあります。真の情熱と、人々を助けようとする無欲の目的を持つバンドと仕事をする機会は滅多にありません。それは関わってくれた全員にとって重要なことでした」

2024年発表の『ファイン・アート』に続くニュー・アルバム『フェニアン』には14曲が収録され、ケイ・テンペスト、レイディ・ピート、ファウジが参加している。

ニーキャップは声明で次のように述べている。「ニーキャップを『テロリスト』扱いして、公演の中止や首相自ら声明を出すことで私たちの活動は妨害されてきました。私たちには必要なモチベーションはすべて揃っていました。この作品は即時の反応ではなく、私たちを黙らせようとする人々への考え抜かれた上での対応です。私たちを黙らせることなどできなかったのです」

「光栄にも仕事をさせてもらったプロデューサーのダン・ケアリーと制作しました。不穏な時期にあったので、不穏なサウンドになっていますが、反抗的で勝ち誇るような内容になっています」

「アイルランドの民話に登場する戦士、フェニアンにインスピレーションを受け、誇りを持ってタイトルにしました。フェニアンは後にアイルランド人にとって蔑称ともなりましたが、ここでは権力に向けて真実を語るすべての人々の呼び方としてこの言葉を使っています」

「800年にわたる植民地支配の後、アイルランド語は消滅すると考えられていましたが、そうはなりませんでした。アイルランド語の支援団体、自分たちの文化と言語の破壊を拒んだすべてのゲール人に感謝します。ニーキャップも同じです。私たちは消え去りません。パディーズ(※アイルランド人の蔑称)が戻ってきました」

先日、ニーキャップはモ・カラのテロ容疑が棄却されたことについて検察が控訴した審理が行われたが、判決が保留されたことが明らかになっている。

ニーキャップは控訴について「納税者の税金、警察の時間、裁判所の時間の莫大な無駄遣い」と評して「ジェノサイドはイギリスによって支援されているものだ。もう一度、お前らの法廷でお前らと闘ってやる。再び勝利することになるだろう」と述べている。

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