PRESS

Photo: PRESS

30年以上の活動を経て2011年に解散したR.E.M.だが、R.E.M.のギタリストであるピーター・バックがバンドの終焉について打ち明けている。

当時、バンドの解散についてピーター・バックは次のように語っていた。「R.E.M.というバンドにいて、常に素晴らしかったことの一つが、僕らの書いた曲やアルバムが僕らにとって意味するのと同じくらい、ファンにとって大きな意味を持ってたことだったんだ。みんなを尊重することは僕らには重要なことだったし、今なお重要なことなんだ。みんなの人生に参加できたことは信じられない贈り物だよ。ありがとう」

今回、ピーター・バックは米『ローリング・ストーン』誌のインタヴューで、バンドを辞めるという判断について詳細に語っている。

2011年のバンドのミーティングについてピーター・バックは次のように語っている。「集まったら、マイケル(・スタイプ)が言ったんだ。『みんな理解してくれると思う。僕は長くこれから離れる必要があるんだ』ってね。そして、僕は『今後ずっとってことかい?』と言って、マイケルはマイク(・ミルズ)を見たんだ。マイクは『僕には真っ当なことに聞こえるね』と言ったんだ。こうやって決まったんだよ」

さらにピーター・バックはこう続けている。「僕らは素晴らしい最後のアルバム(2011年発表の『コラプス・イントゥ・ナウ』)を作ったと感じてたんだ。最後の2枚のアルバムは僕は誇りに思ってるんだ。(2008年発表の)『アクセラレイト』は僕のトップ5に入るね。でも、僕らはそれぞれ自身の道を行くところまで来てしまったんだ。20年前の曲をやり続けたくなかったからね」

「バンドから離れて、お互い悪口を言い合うこともなかったのが気に入ってるんだ」と彼は語っている。「お互い訴えることもなかった。表向きでは、バンドは解散した。でも、本当はそうじゃないんだ。アルバムを作らず、ツアーをやってないだけなんだよ」

「1980年にバンドを始めた時の理想を持って、2011年に終えたことは本当に誇りに思ってるよ。一連の作品も本当に誇りに思ってるんだ。素晴らしくないアルバムも何枚かあったよ。でも、ボブ・ディランのアルバムだって何枚かはよくないものがあるだからね」

バンド・メンバーとはいい関係が続いているものの、ピーター・バックはバンドでのレコーディングに関心が持てない時があることを認めている。

「プロツールズが発明されたことで面白くなくなったんだ」と彼は説明している。「『これがアルバムかどうかさえ分からない。単に音を集めただけだ』と思ったアルバムを何枚か作ったんだよね」

「僕はミュージック・ビジネスが嫌いだし、それに関しては何もしたくない……メジャー・レーベルにはもう二度と所属したくないんだ」

バンドのレア音源の更なるリリースについて尋ねられると、ピーター・バックは次のように答えている。「完成して余っている曲はそんなにないんだよね。オリジナル・アルバムに入れるには月並みすぎる曲でアルバムを出すことは多分できるんだろう。でも、なんでそんなことをするんだ? マイケルはもし曲が嫌いだったら、大抵は仕上げなかったからね。どのアルバムでも20曲から選ぶなんて感じじゃなかった。14曲あって、12曲がアルバムに入って、残りの2曲がBサイドになってたんだ」

R.E.M.は1980年にジョージア州のアセンズで結成され、1983年の『マーマー』から2011年の『コラプス・イントゥ・ナウ』まで15枚のアルバムをリリースしている。ドラマーのビル・ベリーは1997年に脱退して農夫となっており、その2年前に脳腫瘍を患っていた。代わりのメンバーが公式に加入することはなかった。

ドキュメンタリー『ザ・ビートルズ: Let It Be』をディズニープラスで見る 広告

Copyright © 2024 NME Networks Media Limited. NME is a registered trademark of NME Networks Media Limited being used under licence.

関連タグ