Photo: Big Brother Recordings

オアシスのギタリストであるゲム・アーチャーは再結成公演のリハーサルでノエル・ギャラガーとリアム・ギャラガーと再会した時の様子について語っている。

ゲム・アーチャーは『ギター・ワールド』誌のインタヴューで11月23日にサンパウロ公演で締めくくられたオアシスの再結成公演を振り返っており、ギャラガー兄弟の関係についても語っている。

「リハーサルの初日まで二人が一緒にいるのを目にしていなかったんだ」とゲム・アーチャーは語っている。「パッと見渡してみたら、二人が1.5mくらい離れて立っているのを見てね。解散なんてなかったような感じだった。だけど、もちろんギターを手に取ったよ。進めていくことがあったからね。だから、それだけだったんだけどさ」

「キャッキャしている感じはなかったし、『クリスマスに何が欲しい?』とか、そんな感じでもなかった。真剣なビジネスとして取り掛かったんだ」

ゲム・アーチャーはインタヴュアーに「二人はステージで楽しんでいる感じだったか?」と訊かれて、「間違いなく楽しんでいたね」と答えている。

「出入り口に歩いていく時に、すぐに二人が笑い始めたんだ。耳元で顔を近づけて喋っている感じだった。でも、ひとたび幕が開くと、すべては変わるんだ。それはショウになる。でも、彼らは兄弟であって、それは明白なんだよね」

先日、ゲム・アーチャーはオアシスの今後についても言及しており、「何でもあり得る」としながらも「これから何が起こるかはまったく分からない」と語っている。

ゲム・アーチャーは次のように続けている。「ノエルが言っていたのは『巨大な才能には休みはない』ってことでね。どう受け止めてもらっても構わないよ」

ツアー・メンバーとして参加したキーボーディストのクリスチャン・マッデンもツアーの舞台裏と2026年の見通しについて語っており、2026年に公演が行われる可能性についても言及している。「これからもすごく訊かれることになるんだろうね。でも、本当に僕が分かっていると思うのかい? 結局のところ、僕は働きアリなんだ」

先月、リアム・ギャラガーは次のツアーのセットリストについて「まだまだたくさんの名曲がある」として、「ヨーロッパ・ツアー」をやりたいと語っている。

再結成公演については『ピーキー・ブラインダーズ』の製作総指揮を務めるスティーヴン・ナイトがプロデュースする映像作品が製作されることも発表されている。監督はLCDサウンドシステムのドキュメンタリー作品『シャット・アップ・アンド・プレイ・ザ・ヒッツ』を手掛けたディラン・サザンとウィル・ラヴレースが担当している。

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