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ティモシー・シャラメは新たなコラボレーションを披露して、UKのラッパー、エスディーキッドの正体ではないかという噂に終止符を打っている。

エスディーキッドは独特のリヴァプール訛りでラップしているが、匿名を貫き、目出し帽で顔を隠してパフォーマンスするため、その経歴については多くが明らかにされていなかった。そのため、今年6月にデビュー・アルバム『レベル』がリリースされると、ファンはその素性を突き止めようとしており、その正体が俳優のティモシー・シャラメだと考える説が浮上することとなっていた。

エスディーキッドはTikTokで話題になったフェイクミンクとリコ・エースとのコラボレーションである“LV Sandals”という楽曲で最もよく知られており、先日、ティモシー・シャラメは映画『マーティ・シュプリーム 世界をつかめ』のプロモーションで「ハートFM」に出演した際、は本当にエスディーキッドなのかどうかを尋ねられると、「すべてはいずれ明らかになるよ」と答えていた。

今回、ティモシー・シャラメはソーシャル・メディアで“4 Raws”のリミックス映像を公開しており、エスディーキッドと共演する形で正体説を一蹴することとなっている。ティモシー・シャラメは「Got model bitches in Peckham / I’m riding rentals in Wrexham(ペッカムにはモデル級の女の子がいる。レクサムでレンタカーを借りてるところだ)」とラップしている。

ティモシー・シャラメは交際相手のカイリー・ジェンナーに言及するかのように「It’s Timothée Chalamet chilling/ Trying to stack 100 million /Girl got a billion(ティモシー・シャラメがよろしくやって、1億ドルを稼ごうとしているけど、彼女は10億ドル持っているんだ)」ともラップしている。

公開された映像はこちらから。

ティモシー・シャラメは映画『マーティ・シュプリーム 世界をつかめ』のプロモーションのためにUKを訪れており、その一環としてこのリミックス映像も公開されている。

映画『マーティ・シュプリーム 世界をつかめ』はイギリスでは12月26日の公開が予定されており、日本では2026年3月13日に公開される。映画はティモシー・シャラメが卓球人気の低いアメリカで世界を夢見る天才卓球プレイヤーのマーティ・マウザーを演じるものとなっている。

エスディーキッドは来年、北米とオーストラリアでツアーを行うことが決定している。ツアーではアイドルズ、アミル・アンド・ザ・スニッファーズ、ジェイペグマフィアと共演する予定で、デフトーンズがヘッドライナーを務めるアウトブレイク・フェストにも出演することが決定している。

今年11月、ティモシー・シャラメは映画『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』のサウンドトラックに参加したことで、第68回グラミー賞の最優秀コンピレーション・サウンドトラック賞にノミネートされている。

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