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ザ・フレーミング・リップスのスティーヴン・ドローズは長年にわたって在籍してきたバンドを脱退したことを示唆している。

スティーヴン・ドローズはスレッズで「ザ・フレーミング・リップスは正式に終わったんですか?」とファンから尋ねられると、今は削除されているリプライで次のように述べている。「私とは終わったんだ。でも、そのことについて話すつもりはない。だから、そう、前に進んでいくよ。今は君のなかでとどめておいてくれ。いいかい?」

スティーヴン・ドローズは1991年にドラマーとしてザ・フレーミング・リップスに加入したが、1999年の『ザ・ソフト・ブレティン』ツアーからはドラムについてはトラックを使い、ギターやキーボード、ベースなどを演奏するマルチ・インストゥルメンタリストに転向している。なお、スタジオ・アルバムでは引き続きドラムを担当していた。

しかし、2025年に入ってからのザ・フレーミング・リップスのライヴにはスティーヴン・ドローズが参加しておらず、その去就が注目されていた。ライヴではスティーヴン・ドローズのパートはツアー・メンバーであるAJ・スローターが担当している。

ウェイン・コインはAJ・スローターの起用について「年の初めにオーストラリアで、その後に日本と台湾でのライヴがあったんだけど、デレク・ブラウンと(マネージャーの)スコット・ブッカーがAJ・スローターのことを知っていて、その才能のことも知っていたんだ。ザ・フレーミング・リップスの大ファンだということで、ツアーの時期も大丈夫だったし、リハーサルもしっかりできたんだよ」と語っていた。

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