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メガデスのデイヴ・ムステインはブラジリアン柔術の黒帯を取得したことが明らかになっている。
ヘンゾ・グレイシー・アカデミーのトレーナーであるレジナルド・アルメイダはインスタグラムでデイヴ・ムステインと他の門下生が黒帯に昇格したことを発表している。デイヴ・ムステインは2021年にブラジリアン柔術の紫帯を取得していた。また、テコンドーと空手では黒帯もこれまでに取得している。
レジナルド・アルメイダは投稿で次のように述べている。「6人の男性が黒帯を取得するのを見るのは私にとって感動的なことです。というのも、彼らの物語、苦難、犠牲、そして今日マットに立つために乗り越えなければならなかったすべてのことを私は知っているからです」
「全員がそれぞれ人生がつらい日も、疲れ切った日も、止めたほうが楽な日も道場を訪れました。それでも彼らは諦めませんでした。だからこそ黒帯を取得したのです。才能でも強さでもありません。心、一貫性、謙虚さなのです」
ミュージシャンではトゥールのメイナード・ジェームス・キーナンが2024年1月にブラジリアン柔術で黒帯を取得している。
先日、デイヴ・ムステインは最後のツアーを行った後にバンドを解散するのは健康問題も理由だと語っていた。
デイヴ・ムステインはバンド活動から離れることにした理由について関節炎と背中の問題で「毎晩100%の力を発揮できない」ためだと衛星ラジオ局「シリウスXM」のエディ・トランクの番組で語っている。
「長い間、問題を抱えていたんだ。手にも様々な症状が出ていた。手が僕の期待に応えられなくなったんだよ」とデイヴ・ムステインは語っている。
「首や胴体にもいろいろ問題があって、他にも大変なことがある。首や胴体の辺りは関節炎に悩まされていて、椎間板も突出することなった。腰椎も痛めたし、もちろん、背中は肩から首にかけて固まってしまっている。いろいろ大変なんだ」
「毎晩100%の力を発揮できなくなったら、終わりを考え始めなくちゃいけないと前々から言っていたんだよ」
デイヴ・ムステインは続けて最後のセルフタイトルのアルバムを完成させた時にその決断に至ったと明かしている。「100%の力が出せなかったというわけじゃないんだ。アルバムは完成したし、いい出来だと思っている。でも、制作中にマネージャーに『あとどれくらい続けられるかわからない。手が本当に痛いんだ』と言っていた時期があったんだよ」
「きっかけを作ろうとしていたわけじゃない。正直、話をしていただけなんだ。バンドに話して、一晩考えて、家族にも話した」
「そして、アルバムが完成する頃には答えは自分にとっては明白だった。アルバムがどんな風に受け止められるかも分かると思ったんだ。アルバムがよければ、最後に素晴らしいツアーをできるからね」
「フェアウェル・ツアーについても同じようなことでさ。友人たちに別れを告げるためにライヴをやろうと思ったんだ。自分たちはアメリカのバンドだけど、いろんなところでライヴをやっている。アメリカのカントリー・バンドみたいに週末だけやっているわけじゃない。お別れを告げるためにはたくさんの公演が必要になるんだよ」
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