Photo: GETTY

エルヴィス・プレスリーはバズ・ラーマンが手掛ける映画『EPiC:エルヴィス・プレスリー・イン・コンサート』の最初のトレイラー映像が公開されている。

来年公開予定の映画『EPiC:エルヴィス・プレスリー・イン・コンサート』は長らく失われていた映像に加え、1972年公開の映画『エルビス・オン・ツアー 』の16mmフィルム、そしてグレイスランド・アーカイブの8mmフィルムが使われている。

トレイラー映像はリヒャルト・シュトラウスの“‘Also sprach Zarathustra”から始まり、ライヴ前にエルヴィス・プレスリーが指輪を回し、足を踏み鳴らす映像が使われている。「1969年、エルヴィス・プレスリーは伝説的なラスベガスでの連続公演を始める形でステージに復帰した。40年間にわたって行方の分からない映像の噂があった……それが見つかることになった」

エルヴィス・プレスリーは次のように語っている。「これまで多くのことが書かれ、多くのことが語られてきましたが、私の側から語られたことは一度もありませんでした」

その後、トレイラーは“The Battle Hymn Of The Republic”の音源が続いている。

トレイラー映像はこちらから。

本作は今年9月にトロント国際映画祭で初上映されており、91回目の誕生日となる2026年1月8日に自宅だったグレイスランドで先行上映が行われる。本作はアメリカで2026年2月20日にIMAX上映された後、2月27日に一般公開される。

バズ・ラーマン監督は2022年に公開された伝記映画『エルヴィス』で使用することを視野に入れ、『エルヴィス・オン・ツアー』と『エルヴィス:ザッツ・ザ・ウェイ・イット・イズ』の未公開映像を探していた。その中で、カンザス州の塩鉱山にあるワーナー・ブラザースのフィルム・アーカイヴで、未公開インタヴューや、1957年にハワイで金色のジャケットを着て行われたエルヴィス・プレスリーの象徴的なパフォーマンス、そして両作品のアウトテイクを含む68箱の35mmと8mmの映像を発見することとなっている。

映像には音声がなかったため、バズ・ラーマン監督のチームはそれを修復して、既存の音源と同期させている。その過程で、エルヴィス・プレスリーが自身の人生について語る45分間の音声も発見されている。

今年1月、バズ・ラーマン監督は『デッドライン』に次のように語っている。「ドキュメンタリーやコンサート・フィルムと呼ぶつもりはないんだ。私たちの目的はエルヴィスの作品に新たな息吹を吹き込むことなんだよ。エルヴィスのパフォーマーとしての偉大さにふさわしい作品をスクリーンに映し出すのと同時に、彼の人間性や内面をより深く掘り下げたいんだ」

バズ・ラーマン監督はオースティン・バトラーがエルヴィス・プレスリーを、トム・ハンクスがトム・パーカー大佐を演じた伝記映画『エルヴィス』も手掛けている。

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