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デイヴィッドは自身の名義のテスラで10代の遺体が発見されて捜査が続けられる中で、今年最もグーグルで検索された人物となっている。
今年9月、当時14歳のセレステ・リヴァス・ヘルナンデスは本名をデヴィッド・アンソニー・バークというデイヴィッドによって登録されたテスラの自動車から遺体が発見されている。彼女は2024年4月、13歳だった時に行方不明と通報されており、テスラの自動車はロサンゼルスの保管場所に移された後に発見されている。
グーグル・トレンドのデータによると、このニュースが報じられると、デイヴィッドの名前は今年を通して大きな話題を呼んだジミー・キンメル、教皇レオ14世、ケンドリック・ラマーよりも多く検索されたことが明らかになっている。
その後、ロサンゼルス市警察はこの事件を「殺人事件として捜査している」ことを発表している。
『ロサンゼルス・タイムズ』紙の報道によれば、検視官事務所は捜査の妨げにならないよう、検視結果の公表は控えると発表している。
ジョシュア・バイヤーズ刑事は宣誓供述書を提出し、今回の事件を「殺人事件の捜査」と評している。高等裁判所のクレイグ・リッチマン判事はロサンゼルス市警察の要請を認め、検死官の調査結果は捜査への支障を防ぐため非公開となっている。
これまで捜査官は事件を殺人事件として扱っているかどうかを明言せず、検死官の結論を待っていると説明していた。
先日、被害者の正確な死因の発表は「延期」とされていたが、後に警察がNBC4に提供した声明では被害者が春に死亡した可能性が示唆されている。
デイヴィッドは容疑者として検討されていると報じられており、当初は当局に「協力」していたものの、現在は協力的ではなくなったとされている。
『NME』はデイヴィッドのマネジメント・チームにコメントを求めたが、返答は得られていない。デイヴィッド自身も彼のチームも、この件に関して公の場でコメントしていない。
デイヴィッドは遺体が発見される約2週間前にハリウッド・ヒルズで駐車違反切符を切られていたことが明らかになっている。また、近隣住民は、彼の名義のテスラが1ヶ月以上も近隣に放置されていたと語っている。
先月、捜査当局はセレステ・リヴァス・ヘルナンデスの遺体がデイヴィッド所有のテスラに移される前に「冷凍」されていた可能性も捜査していることが明らかになっている。
『ロサンゼルス・タイムズ』紙によれば、ジョシュア・バイヤーズ刑事による法廷資料には検視結果を公表すると、「進行中の捜査や捜査の確証、法執行機関に協力している目撃者や情報提供者の身元や提供された情報の内容が明らかになる可能性があり、目撃者の命が危険にさらされたり、捜査に支障が生じたりする可能性がある」と記されている。
ロサンゼルス市警察は9月に遺体が発見されてから1週間後に勾留を要請したが、「勾留を正当化する十分な根拠がない」として却下されたとも述べている。
捜査を受けてデイヴィッドは全米ツアーを中止しており、ファースト・アルバム『ウィザード』のデラックス・エディションのリリースも中止している。
マネージャーのジョシュ・マーシャルはデイヴィッドがこの事件に関与しているという説を否定している。
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