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フィル・コリンズが現地時間3月11日にマイアミで6年ぶりとなる公衆の面前でのライヴを行い、チャリティ・イベントで7曲を披露している。

フィル・コリンズは昨年10月に音楽に復帰することを発表しており「公式にこれ以上は引退しません」とし、息子に父親が何をしているのか見せるため、ライヴを計画していると共に、ニュー・アルバムにも取り組んでいるという。

フィル・コリンズは復帰しないように求めるキャンペーンをもって迎えられており、キャンペーンの当事者によって中止されるまで4000を超える署名を集めている。

米『ローリング・ストーン』誌によれば、3月11日のライヴでは“Another Day in Paradise”、“Against All Odds (Take a Look at Me Now)”、“’In the Air Tonight”、“Easy Lover”、“Take Me Home”という5曲のオリジナル曲を披露したほか、ザ・テンプテーションズの“My Girl”、ボブ・ディランの“Knockin’ on Heaven’s Door”を披露している。

観客撮影によるライヴの模様はこちらから。

「フィル・コリンズの復活は阻止すべき」というキャンペーンをスタートさせた人物は昨年11月に冗談だと説明し、次のようなメッセージと共にキャンペーンを終了している。

「これに署名した人たちは、これが冗談だと分かってる。なかには本気の人もいたけどね。でも、どう見ても本物の嘆願書じゃない。本当に国連に提出されるなんて、誰も思わないだろう?」

彼は更にこう続けている。「これは僕が友だちとシェアしていた低俗な皮肉であり、バカげた冗談なんだ。そんな冗談まがいの嘆願書だから、他のジョークと同様にすぐに忘れられるし、メディアにも見向きもされず、ニュースにする価値もないと思ってた。だから、こうしてニュースになっているのは不可解だね。しかも、それがこんなに注目を集めているなんて不思議で仕方がない。その週は、よほど他のニュースが少なかったんだろうな」

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