Photo: Adrian Lee

パーマ・ヴァイオレッツのチリ・ジェッソンがフロントマンを務めるデッド・ダッズ・クラブはニュー・シングル“Volatile Child”が公開されている。

“Don’t Blame The Son For The Sins Of The Father”や“Goosebumps”といったシングルをリリースしてきたデッド・ダッズ・クラブはフィクション・レコードより2026年1月23日にセルフタイトルのデビュー・アルバムをリリースすることが決定している。

“Volatile Child”の音源はこちらから。

アルバムは父親の死後、悲しみに暮れるチリ・ジェッソンの感情的な葛藤を綴ったもので、フォンテインズD.C.のギタリストであるカルロス・オコネルがプロデュースを手掛けている。

“Volatile Child”のインスピレーションについてチリ・ジェッソンは次のように語っている。「パリのユースホステルの小さな部屋で限界点に立たされた若い男の姿が描かれている。悲しみと孤独の喧騒に飲み込まれそうになった男は亡き父親の鮮明で揺るぎない姿を目にすることで、その淵から引き戻されるんだ」

チリ・ジェッソンは父親の死を受けて、かつて自身を定義づけていた音楽から離れていたが、フォンテインズD.C.のツアーに招かれたことで、内省的で生々しいソングライティングへの情熱が再燃することになったという。

パーマ・ヴァイオレッツは2013年発表の『180』、2015年発表の『デンジャー・イン・ザ・クラブ』という2枚のアルバムをリリースした後、2016年に解散しており、チリ・ジェッソンはクルーエル・インテンションズというバンドを結成していた。

パーマ・ヴァイオレッツのサム・フライヤー、ウィル・ドイル、ピート・メイヒューはザ・ビッグ・ムーンのセリア・アーチャーとギタリストのアダム・ブラウンと共にジェントリー・テンダーを2018年に結成している。

2018年、チリ・ジェッソンはパーマ・ヴァイオレッツの活動について振り返って、次のように語っている。「パーマ・ヴァイオレッツの頃はまだ若かったんだ。人生の早い段階で大きな出来事を経験していたから、パーマ・ヴァイオレッツではすべてをアイロニーにしていたところがあった。それがバンドの魅力だったんだ」

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