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ブリット・アウォーズは2026年のクリティックス・チョイス賞の候補アーティストが発表されている。

候補アーティストはジェイコブ・アロン、ローズ・グレイ、シエナ・スパイロの3組で、アデル、フローレンス・アンド・ザ・マシーン、エリー・ゴールディングといった過去の受賞者たちの足跡を辿ることになる。近年ではザ・ラスト・ディナー・パーティーとマイルズ・スミスがこの賞を受賞しており、2008年に立ち上げられて以降、将来のフェスティバルのヘッドライナーや受賞者を選出する指標となってきた。

ジャック・サンダースはBBCラジオ1の『ニュー・ミュージック・ショウ』で候補アーティストを発表している。受賞者はマンチェスターのコープ・ライヴで開催される授賞式の前に発表される予定となっている。来年のブリット・アウォーズの授賞式はロンドン以外の都市で初開催される。

クリティックス・チョイス賞の選考資格はイギリス人のアーティストで、2025年10月31日の時点でトップ20に入ったシングルやアルバムをリリースしていないこととなっている。

ジェイコブ・アロンはデビュー・アルバム『イン・リムレンス』が今年のマーキュリー・プライズにノミネートされていた。クリティックス・チョイス賞についてジェイコブ・アロンは次のように語っている。「イギリス人である前にスコットランド人やアイルランド人ですが、ブリット・アワードの批評家の方々にこのような評価をいただき感謝しています。私はこの音楽を心から大切にし、信じています。そして、この音楽が誰かの心に届くたびに、私の世界は明るくなります。このノミネートによって、もっと多くの素敵な人々がこの小さなアルバムに何かを感じてくれることを願っています」

ローズ・グレイもデビュー・アルバム『ラウダー・プリーズ』を今年リリースしている。「このノミネートに興奮しています。これって私の歩みがどれだけ遠くまで自分を連れて行ってくれて、どれだけクレイジーな一年だったかを改めて思い出させてくれる特別な瞬間です。1年前はアルバム『ラウダー・プリーズ』のために世界中を回って、人に会い、光を掴むために必死に頑張っていました。そして、それが叶いました。このアルバムをリリースしたことで私の人生は本当に変わりました。この歩みに関わってくれたすべての人に心から感謝しています」

シエナ・スパイロはデビューEP『シンク・ナウ、スウィム・レイター』を今年リリースしている。「今年のブリット・アウォーズのクリティックス・チョイス賞にノミネートされて、ものすごく光栄ですし、感謝しています。昨年、音楽をリリースし始めたことを考えると、こんなことは予想もしていませんでした。本当にありがとうございます」

先月、ブリット・アウォーズは2026年のトロフィー・デザインも公開されている。このプロジェクトを率いたのは著名な英国人デザイナーであるマシュー・ウィリアムソンで、「マンチェスター出身であること、そしてこの街の象徴的な推進力と粘り強さ」をインスピレーションにしたと語っている。

琥珀色の樹脂製トロフィーは、マンチェスターのマスコットである働き蜂の黄金の蜂蜜を象り、英国音楽の世界的な広がりを表す地球儀の上に飾られるものとなっている。

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