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スコット・ウェイランドは亡くなってから10年を迎えたことを受けて未発表曲“If I Could Fly”が公開されている。
“If I Could Fly”はスコット・ウェイランドが息子のノアが生まれたことを受けて2000年に作曲した楽曲となっている。
“If I Could Fly”はスコット・ウェイランドを一躍有名にした独特のサウンドをそのままにアコースティック・ギターのメロディーと力強くアンセミックなコーラスが融合した楽曲となっている。
“If I Could Fly”は2025年のブラック・フライデー・レコード・ストア・デイにアナログ盤でリリースされており、その後ストリーミングでも配信されている。
ストリーミング音源はスコット・ウェイランドが亡くなった2015年12月3日のちょうど10年後にプライマリー・ウェーヴ/ヴァージンを通して公開されている。
「スコット・ウェイランドが亡くなってから10年を迎えたことを受けて、本物のファンのために特別なものをリリースします」とキャプションでは説明されている。「この曲はスコット・ウェイランドが亡くなってから、そのアーカイヴから初めて公開された未発表曲となります。パーソナルで、生々しく、彼の作品に脈打つ心情を思い出させてくれるものとなっています」
「スコット・ウェイランドの功績はストーン・テンプル・パイロッツ、ヴェルヴェット・リボルバー、数々の賞、そして5000万枚以上のアルバムセールスにまで及びます。しかし、このような曲がみんなが何十年も彼と繋がり続けた理由を物語っています」
スコット・ウェイランドは2015年に享年48歳で亡くなっており、MDAとアルコールを含む「薬物等の併用による中毒」で死亡したと発表されている。
亡くなってから10年を迎えたことを受けて、息子のノア・ウェイランドはオレンジ・カウンティのガーデン・アンプ・アンフィシアターで公演を行い、父の楽曲のカヴァーを披露している。ステージにはサブライムのフロントマン、ブラッドリー・ノウェルの息子であるジェイコブ・ノウェルも参加している。
先日、ノア・ウェイランドは恐喝されたことを受けて父の未発表ヴォーカルを使った新曲“Time Will Tell”を公開している。米『ローリング・ストーン』誌にノア・ウェイランドはスコット・ウェイランドが亡くなる前に未完成のデモ音源に取り組んでおり、それを見知らぬ人物が入手し、2000ドルを渡さなければ、それをオンラインにリークすると脅迫されたと語っていた。
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