Photo: Photo 12/Universal Images

ザ・ビートルズはバンドの初期を描いたドラマ・シリーズ『ハンブルク・デイズ』がBBCで放送されることが決定している。

ドラマ・シリーズ『ハンブルク・デイズ』はクラウス・フォアマンの自伝をベースとしたもので、クラウス・フォアマンは1960年代前半を舞台とした本作のコンサルタントを務めている。

紹介文には次のように記されている。「ハンブルクのザンクト・パウリの歓楽街にある煙が立ち込めるクラブで、リヴァプール出身の経験不足の若きロックンロール・バンドがクラウス・フォアマンとアストリッド・キルヒャーという2人の若きアーティストと出会うことになる。2人は共に、気骨のあるティーンエイジャーのグループを、世界が知る偉大な音楽現象、ザ・ビートルズへと変貌させるきっかけを作ることになる」

BBCの購入部門の責任者であるスー・ディークスはプレス・リリースで次のように語っている。「『ハンブルク・デイズ』はリヴァプール出身の若きバンドがわずか2年間でハンブルクで音楽スキルを磨き、帰国後、一夜にして世界的な成功を収めるまでの魅力的な物語です。素晴らしいサウンドトラックが一緒となった信じられないような物語です」

ザ・ビートルズは11月21日に『アンソロジー・コレクション』がリリースされているほか、11月26日よりドキュメンタリー・シリーズ『ザ・ビートルズ・アンソロジー』がディズニープラスで独占配信されている。

ジャイルズ・マーティンは『NME』のインタヴューに応じており、今回の『アンソロジー』は音質と画質が大幅に向上しており、よりザ・ビートルズとの一体感が感じられると述べている。

「こうしたドキュメンタリーが最初に公開されたのはビデオ撮影が行われていた90年代でした」とジャイルズ・マーティンは説明している。「ピーター・ジャクソンのチームはなんだって修復することができます。時代を経たことの恩恵は素晴らしいものです。最初の『アンソロジー』が出るまではザ・ビートルズについて語る人はあまりいませんでした。あれがきっかけとなって様々なことが起こったのです」

一方、サム・メンデス監督は4本に及ぶザ・ビートルズの伝記映画に取り組んでおり、『ザ・ビートルズ – ア・フォー・フィルム・シネマティック・イベント』と称されているこのプロジェクトは2028年4月の公開が予定されている。

ファブ・フォーの4人についてはハリス・ディッキンソンがジョン・レノンを、ポール・メスカルがポール・マッカートニーを、バリー・コーガンがリンゴ・スターを、ジョセフ・クインがジョージ・ハリスンを演じることが発表されている。また、シアーシャ・ローナンがリンダ・マッカートニーを演じることも明らかになっている。

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