
Photo: Andy Ford for NME
ザ・1975のフロントマンであるマット・ヒーリーはニューカッスルで2026年に開催されるチャリティ・ライヴ「サンデー・フォー・サミー」に出演することが決定している。
来年で25周年となる「サンデー・フォー・サミー」だが、マット・ヒーリーは来年2月15日にニューカッスルのウティリタ・アリーナで行われるチャリティ・ライヴに他の著名なアーティストと共に出演することになる。マット・ヒーリーは現地時間12月2日にゲーツヘッド・カレッジの学生と行った質疑応答でこのことを発表しており、サム・フェンダーもチャリティ・ライヴに出演することに同意したと語っている。
2000年から開催されている「サンデー・フォー・サミー」はドラマ『アウフ・ヴィーダーゼーエン、ペット』に出演して、1998年に亡くなった俳優であるサミー・ジョンソンを称えて「2年に一度のエンタテインメントの祭典」として開催されている。
これまでのチャリティ・ライヴにはマット・ヒーリーの父親であるティム・ヒーリー、母親であるデニス・ウェルチ、ティモシー・スポールといった俳優が出演してきている。また、近年ではサプライズ・ゲストとしてAC/DCのブライアン・ジョンソン、マーク・ノップラーも出演している。すべての収益はイギリス北東部の若手アーティストの支援に充てられる。
マット・ヒーリーはザ・1975のカタログとイギリス北東部のフォーク・ソングをミックスして演奏すると語っており、父親のティム・ヒーリーも「駆けつける」という。ティム・ヒーリーは来年の公演について「もう一度訪れるべきもの」だとして「特別なもの」になると語っている。
マット・ヒーリーとティム・ヒーリーは2023年夏のフィンズベリー・パーク公演で“All I Need to Hear”を演奏する際に共演しているほか、2024年2月に行われたマンチェスター公演でも共演を果たしている。
2022年、マット・ヒーリーは家族が自身のアートに与えた影響について次のように語っている。「自分の祖父はUKで最初のドラァグ・クイーンの1人だった。最高のアートの多くはゲイ・コミュニティや有色人種のカルチャーといった慣習に逆らうコミュニティから生まれるものだと純粋に信じていたんだ。素晴らしいアートや素晴らしいものを求めるのであれば、放っておいて、勝手にやらせればいいってね。人種差別も女性の抑圧もやめればいい。何も革新的なことを言っていたわけじゃないんだ」
先日、ザ・1975は最新作『外国語での言葉遊び』から1曲を各種ストリーミング・サービスから削除している。
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