Photo: Big Brother Recordings

オアシスは再結成公演でキーボード・プレイヤーを務めたクリスチャン・マッデンがツアーで受けた待遇についても振り返っている。

オアシスは16年ぶりに再結成公演がUK&アイルランドで行われることを昨年8月に発表しており、現地時間11月23日に142日間41公演に及んだ再結成ツアーの最終公演をブラジルのサンパウロで行っている。

クリスチャン・マッデンはツアーを振り返るサブスタックへの投稿で自身が受けた待遇についても触れている。

「私たちの扱いというのも違っていた。特にバスで眠って、サンドウィッチを食べていたツアーを終えたばかりの私にとってはそうだった」とクリスチャン・マッデンは述べている。

「五つ星のホテルとワールド・クラスのケータリングが果てしなく続き、バックステージのライダーも、どんなに沢山の人がおこぼれに預かっても尽きることのないものだった」

「いい扱いを受けることは期待していないし、大抵の場合はあまりよくないことが多いんだけど、私たちが楽しませてもらった素晴らしい課外活動の数々は感謝の気持ちで受け入れさせてもらった」

「テオティワカンのピラミッドや景福宮を訪れたこと、アンデス山脈で温泉に立ち寄ったこと、ニール・ヤングやジョン・クリアリー、ザ・ブラック・キーズ、クラウデッド・ハウスのライヴ、ヘンデルの“メサイア”の公演や室内楽のコンサート、シカゴのブルース・バー、アルゼンチン・タンゴ・クラブ、そしてサンパウロのサンバ・ナイトで文化に触れたこと」

「シドニーでは最高の食事の一つができたし、奇妙ながら限りなく素晴らしい日本というパラレル・ユニバースに家族を連れていけたこと、今年は忘れられない体験でいっぱいの1年だった」

https://christianmadden.substack.com/p/to-be-included?utm_medium=ios

クリスチャン・マッデンはこの投稿でノエル・ギャラガーとリアム・ギャラガーの関係など、最もよく訊かれる質問の一部についても言及している。「二人はうまくやっていたかって? ああ、うまくやっていたよ。大袈裟な感じはなくて、お互いを許し合い、とりあえず前に進み始めた、あたたかい感じだった。目にしたものはリアルだったよ」

クリスチャン・マッデンは2026年に公演が行われる可能性についても言及している。「これからもすごく訊かれることになるんだろうね。でも、本当に僕が分かっていると思うのかい? 結局のところ、僕は働きアリなんだ」

オアシスについては再結成公演で使われた映像について14ヶ月間の準備期間があったとされており、映像作家は「多くの秘密が守られてきた」と述べている。

ツアーを終えたバンドは「これからは振り返る時期として一時休止する」ことも発表している。

再結成公演については『ピーキー・ブラインダーズ』の製作総指揮を務めるスティーヴン・ナイトがプロデュースする映像作品が製作されることも発表されている。監督はLCDサウンドシステムのドキュメンタリー作品『シャット・アップ・アンド・プレイ・ザ・ヒッツ』を手掛けたディラン・サザンとウィル・ラヴレースが担当している。

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