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BBCラジオ1はサウンド・オブ・2026の候補アーティストを発表している。

このリストは2003年から毎年発表されているもので、今年の候補者はエルトン・ジョン、デュア・リパ、ジェイド、オリヴィア・ディーン、ヤングブラッド、そして過去の受賞者であるサム・スミスを含む、170名を超える業界専門家とアーティストで構成される審査員によって選出されている。

上位5組のランキングは2026年1月5日から始まる週に発表されていき、第1位は現地時間1月9日に発表される。

候補アーティストは以下の通り。

アレッシ・ローズ

クロエ・キーシャ

フローレンス・ロード

ギース

ジム・レガシー

ケイワン

ロイエル・オーティス

サシャ・キーブル

スカイ・ニューマン

ソンバー

ブルックリン発のオルタナティヴ・ロック・バンドのギース、ブレイクを果たしたポップ・シンガーのアレッシ・ローズ、オルタナティヴR&Bシンガーのケイワン、マレーシア=イギリス人アーティストのクロエ・キーシャ、オーストラリア発のギター・デュオであるロイエル・オーティス、アイルランドのインディ・ロック・バンドであるフローレンス・ロード、ロンドン発のネオ・ソウル・シンガーであるスカイ・ニューマンらが選出されている。

他には南ロンドンのラッパー/プロデューサーであるジム・レガシー、ニューヨーク発のシンガーソングライターであるソンバー、南ロンドン出身のソウル・シンガーであるサシャ・キーブルも候補となっている。

昨年のサウンド・オブ・2025はチャペル・ローンが1位を獲得しており、エズラ・コレクティヴ、バリー・キャント・スウィム、マイルズ・スミス、イングリッシュ・ティーチャー、コンフィデンス・マン、ドーチー、グッド・ネイバーズ、ニーキャップ、マッギー、ポーザーが候補となっていた。

BBCラジオ1による「サウンド・オブ」のリストはアデル、ザ・ラスト・ディナー・パーティー、50セント、エリー・ゴールディング、ピンクパンサレス、イヤーズ&イヤーズ、パ・サリュー、ハイムといったアーティストを輩出しており、レディー・ガガ、ビリー・アイリッシュ、フローレンス・アンド・ザ・マシーン、フランク・オーシャン、ストームジーらも候補となってきた。

BBCラジオ1のジャック・サウンダースは次のように語っている。「BBCラジオ1による『サウンド・オブ』のリストは今後12ヶ月で注目すべき最もエキサイティングなアーティスト10名を選出するものです。アーティストたちがアルゴリズムによって使い捨てにされてしまうような時代にあっても、『サウンド・オブ』のリストは未来のスターたちを応援し、力強く後押しし続けています」

DJのシアン・エレリは次のように続けている。「BBCラジオ1による『サウンド・オブ』のリストは常に未来への羅針盤であり、2026年は特別な年へと向かっています。ジャンルを超越した才能を持つジム・レガシーから、イギリスのチャートを席巻するスカイ・ニューマンとソンバー、ウルフ・アリスやオリビア・ロドリゴと共にライヴ・シーンを席巻するフローレンス・ロード、そしてR&Bの流れを変えるケイワンまで、ラジオを通して彼らの軌跡を辿り、こうして飛躍していく姿を見るのは喜ばしいことです。未来がやってきました」

これまでのルールでは対象期間に全英1位ないしは2位を獲得したアーティストは選出資格がなかったが、昨年のサウンド・オブ・2025は全英アルバム・チャートのトップ10に2枚のアルバムがランクインしていないことに変更されていた。

しかし、チャペル・ローンが1位を獲得したことで、既に人気が定着しているため「新進気鋭」アーティストとは見なされないという議論を呼ぶこととなっており、サウンド・オブ・2026はルールが再び変更されており、過去2年間で著名人としての知名度が高かったアーティストは選出資格がないと明記されることとなっている。

審査員に送られた選出資格によると、2025年10月6日までに全英シングル・チャートでトップ10入りしたシングルが3枚以上あるアーティスト、および同日以前に全英チャートで1位を獲得したアルバムでリード・アーティストだったアーティストは対象外となっている。

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