Photo: GETTY

リンプ・ビズキットはベーシストのサム・リヴァースが亡くなった後、初めてとなるライヴで追悼の意を表している。

現地時間11月29日、リンプ・ビズキットはメキシコ・シティにあるエスタディオ・フレイ・ナノでサム・リヴァースが享年48歳で10月18日に亡くなった後、初めてとなるライヴを行っている。

ライヴではメンバーがステージから見つめる中で追悼映像も上映されており、映像は「サム・リヴァース、永遠に君のことを愛するだろう」という言葉で締めくくられており、メンバーは抱き合うことになったという。

ドラマーのジョン・オットーはライヴに先立ってインスタグラムで次のように述べている。「今日はタフなものになるだろう。経験したくなかった初めての体験になる。今は特に経験したくなかった。私の人生における多くの大きな初めての瞬間には君がいた。一番最初の記憶のいくつかも君と作られたものだ。一緒に育ち、笑い合い、夢を実現してきた。そして、世界を旅してきたんだ」

ジョン・オットーは次のように続けている。「ずっと君はいた。私の娘のゴッドファーザーであり、親友で、仲間だった。君のような人物は二度と現れない。どの公演でも君が生きた人生と君が広げた愛を称えていくつもりだ。君は私たちとともにある」

「応援のメッセージやサム・リヴァースへの追悼メッセージをくれたファンのみんなには感謝している。すごく大きなものだった。サム・リヴァース、これは君に向けたものだ」

ライヴではキッド・ノットことリッチー・バクストンがベーシストを務めている。リッチー・バクストンは南米ツアーのオープニング・アクトを務めているエッカ・ヴァンダルで演奏してきたプレイヤーとなっている。

訃報を受けて、フレッド・ダーストは動画の中でサム・リヴァースに追悼の意を表していた。「彼と人生で出会えて本当に幸運だった。サム・リヴァースとこの歩みを、人生の大きな部分を共有できたことに感謝している。本当に感謝しているし、既にものすごく彼のことが惜しまれるよ。オンラインで目にすることのできた愛と応援の言葉は途轍もないものだった。彼は世界に影響を与えたんだ。彼の音楽と才能は今後もいろんなものをもたらしてくれるでしょう。彼のことは本当に大好きなんだ」

『TMZ』はフロリダ州セント・ジョンズ郡の当局が現地時間10月18日に「心停止状態で意識がない」という通報を受けて現場に向かったと報じており、フロリダ州セント・ジョンズ郡の検視局は死因についてまだ発表していないものの、当局はサム・リヴァースが深刻な生命の危険がある病気と闘っており、法医学的調査の必要はないと考えているという。

リンプ・ビズキットは今後3週間でコスタリカ、コロンビア、ペルー、チリ、アルゼンチン、ブラジルでライヴを行う予定となっており、来年のダウンロード・フェスティバルではヘッドライナーを務めることが発表されている。

プリンス&ザ・レヴォリューション - アラウンド・ザ・ワールド・イン・ア・デイ : デラックス・エディション <2SHM-CD>
Amazonで見る
価格・在庫はAmazonでご確認ください

Copyright © 2025 NME Networks Media Limited. NME is a registered trademark of NME Networks Media Limited being used under licence.

関連タグ