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ザ・ローリング・ストーンズのミック・ジャガーとキース・リチャーズは亡くなったジミー・クリフに追悼の意を表している。

ミック・ジャガーとキース・リチャーズはジミー・クリフの訃報を受けて、ソーシャル・メディアに思いを綴っている。ジミー・クリフは「発作とそれに続く肺炎のため」に享年81歳で亡くなっている。

ジミー・クリフはレゲエを世界的に広めた功績で広く知られており、“You Can Get It If You Really Want”や“Many Rivers To Cross”といった楽曲で最もよく知られている。

今回、ミック・ジャガーは1981年にニューヨークのリッツ・ホテルでジミー・クリフがパフォーマンスを行った時に一緒に飲みながら笑い合う写真をソーシャル・メディアに投稿して、追悼の意を表している。「ジミー・クリフというジャマイカの美しい声を失ったことが本当に悲しい」

一方、キース・リチャーズはジミー・クリフとの思い出を振り返っている。「さようなら、ジミー。映画『ザ・ハーダー・ゼイ・カム』が公開されている時にジャマイカにいたんだ。ジミー・クリフへのプライドと愛をいろんなところで感じたよ」

「最高に素敵な声で、素敵な魂の持ち主だった。彼の音楽は私たちと共に永遠に生き続けるだろう。家族に心からのお悔やみを。ワン・ラヴ」

ジミー・クリフとキース・リチャーズ、ミック・ジャガーは長年にわたる関係を築いており、それは1970年代にキース・リチャーズが頻繁にジャマイカを訪れていた時に始まっている。キース・リチャーズによる最初のソロ・リリースはチャック・ベリーの“Run Rudolph Run”とジミー・クリフの“The Harder They Come”のカヴァーとなっている。ジミー・クリフは1980年代にザ・ローリング・ストーンズの“Too Rude”でバッキング・ヴォーカルも担当している。

また、ジミー・クリフと1970年代に俳優をやっていた時にロンドンでミック・ジャガーと隣人同士だったともかつて報じられている。

映画の分野でもジミー・クリフは1986年公開の『クラブ・パラダイス』ではロビン・ウィリアムスと共演しており、1990年公開の映画『死の標的』ではスティーヴン・セガールと共演している。

ジミー・クリフは1985年発表の『クリフ・ハンガー』、2012年発表の『リバース』といったアルバムでグラミー賞を受賞しており、2010年にはロックの殿堂入りを果たしている。

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