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ザ・ローリング・ストーンズのミック・ジャガーとキース・リチャーズは亡くなったジミー・クリフに追悼の意を表している。
ミック・ジャガーとキース・リチャーズはジミー・クリフの訃報を受けて、ソーシャル・メディアに思いを綴っている。ジミー・クリフは「発作とそれに続く肺炎のため」に享年81歳で亡くなっている。
ジミー・クリフはレゲエを世界的に広めた功績で広く知られており、“You Can Get It If You Really Want”や“Many Rivers To Cross”といった楽曲で最もよく知られている。
今回、ミック・ジャガーは1981年にニューヨークのリッツ・ホテルでジミー・クリフがパフォーマンスを行った時に一緒に飲みながら笑い合う写真をソーシャル・メディアに投稿して、追悼の意を表している。「ジミー・クリフというジャマイカの美しい声を失ったことが本当に悲しい」
一方、キース・リチャーズはジミー・クリフとの思い出を振り返っている。「さようなら、ジミー。映画『ザ・ハーダー・ゼイ・カム』が公開されている時にジャマイカにいたんだ。ジミー・クリフへのプライドと愛をいろんなところで感じたよ」
「最高に素敵な声で、素敵な魂の持ち主だった。彼の音楽は私たちと共に永遠に生き続けるだろう。家族に心からのお悔やみを。ワン・ラヴ」
So sad to lose the beautiful voice of Jamaica, Jimmy Cliff. pic.twitter.com/npUJ5KBSb2
— Mick Jagger (@MickJagger) November 25, 2025
Farewell Jimmy, I was in Jamaica when “The Harder They Come" was in every cinema on the island. You could feel the pride and and the love for Jimmy everywhere. The sweetest voice, the sweetest soul. His music will live with us forever! Heartfelt condolences to his family!
One… pic.twitter.com/GOH8YwfiHw— Keith Richards (@officialKeef) November 25, 2025
ジミー・クリフとキース・リチャーズ、ミック・ジャガーは長年にわたる関係を築いており、それは1970年代にキース・リチャーズが頻繁にジャマイカを訪れていた時に始まっている。キース・リチャーズによる最初のソロ・リリースはチャック・ベリーの“Run Rudolph Run”とジミー・クリフの“The Harder They Come”のカヴァーとなっている。ジミー・クリフは1980年代にザ・ローリング・ストーンズの“Too Rude”でバッキング・ヴォーカルも担当している。
また、ジミー・クリフと1970年代に俳優をやっていた時にロンドンでミック・ジャガーと隣人同士だったともかつて報じられている。
映画の分野でもジミー・クリフは1986年公開の『クラブ・パラダイス』ではロビン・ウィリアムスと共演しており、1990年公開の映画『死の標的』ではスティーヴン・セガールと共演している。
ジミー・クリフは1985年発表の『クリフ・ハンガー』、2012年発表の『リバース』といったアルバムでグラミー賞を受賞しており、2010年にはロックの殿堂入りを果たしている。
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