Photo: Alex Lake

レディオヘッドは現地時間11月17日にイタリアのボローニャで3公演目となる公演を行い、“Kid A”と“Talk Show Host”をツアーで初披露している。

レディオヘッドはボローニャのユニポール・アリーナでこの日25曲を披露している。

レディオヘッドは前半で2000年発表の『キッド A』よりタイトル・トラックを今回のツアーで初めて演奏している。プリントアウトされたセットリストにはここで“Kid A”の代わりに“Idioteque”が記載されていたという。

ライヴの後半では1996年発表のシングル“Street Spirit (Fade Out)”のBサイドに収録されていた“Talk Show Host”をツアー初披露している。

観客が撮影した映像はこちらから。

この日のセットリストは以下の通り。

1. ‘Planet Telex’
2. ‘2+2=5’
3. ‘Sit Down. Stand Up.’
4. ‘Bloom’
5. ‘Lucky’
6. ’15 Step’
7. ‘The Gloaming.’
8. ‘Kid A’ (tour debut)
9. ‘No Surprises’
10. ‘Videotape’
11. ‘Weird Fishes/Arpeggi’
12. ‘Everything In Its Right Place’
13. ‘Talk Show Host’ (tour debut)
14. ‘The National Anthem’
15. ‘Daydreaming’
16. ‘How To Disappear Completely’
17. ‘Bodysnatchers’
18. ‘There There’
Encore:
19. ‘Fake Plastic Trees’
20. ‘Let Down’
21. ‘Paranoid Android’
22. ‘You and Whose Army?’
23. ‘A Wolf At The Door’
24. ‘Just’
25. ‘Karma Police’

ライヴについては毎晩「バスキングみたいな」アプローチで65曲ぐらいまで絞られた候補曲からセットリストを変更していくとして、円形ステージでのパフォーマンスになることも明らかにされていた。

コリン・グリーンウッドは今年9月にポッドキャストで次のように語っている。「作業中の新曲がない状態でライブをするのは初めてだと思う。でも、新曲が生まれるかもしれないし、生まれないかもしれないし、それは分からないからね」

レディオヘッドは現地時間11月18日に再びボローニャで公演を行った後、12月にかけてロンドン、コペンハーゲン、ベルリンで公演を行うことが決定している。

レディオヘッドは2016年にアルバム『ア・ムーン・シェイプト・プール』をリリースしてから、新曲をリリースしていない。ツアーで新曲を演奏する可能性についてジョニー・グリーンウッドは「分からない」と答えている。「ツアーの先のことは考えていないよ」とトム・ヨークは続けている。「ここまで来られたことにもただ驚いているよ」

『ア・ムーン・シェイプト・プール』以降、トム・ヨークとジョニー・グリーンウッドはザ・スマイル名義で3枚のアルバムをリリースしており、エド・オブライエンもソロ・デビュー・アルバムをリリースしたほか、フィル・セルウェイもソロで活動を行っている。一方、コリン・グリーンウッドは写真集を刊行しており、ニック・ケイヴ&ザ・バッド・シーズのツアーにも参加している。

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