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スレイヤーのギタリストであるケリー・キングはメタリカとメガデスのライバル関係について語り、「メタリカにはシンガーがいる」と冗談めかして語っている。

ケリー・キングは『ライニングTV』によるインタヴューで「四大スラッシュ・メタル・バンド」内のライバル関係について訊かれ、デイヴ・ムステインに皮肉をぶつけている。

「ジェイムズ・ヘットフィールドか、デイヴ・ムステインか」と訊かれたケリー・キングは次のように語っている。「ジェイムズ・ヘットフィールドだね。申し訳ない、デイヴ。君のバンドで自分が演奏したことがあるのも分かっているけど、ジェイムズ・ヘットフィールドを選ぶね」

続けて「メタリカか、メガデスか」と訊かれると、ケリー・キングは次のように答えている。「メタリカだね。残酷なほど正直に言うと、メタリカにはシンガーがいるからね。ゴメンね、デイヴ」

1981年から1983年までメタリカに在籍していたデイヴ・ムステインは1984年に自身のバンド、メガデスにケリー・キングを誘っており、何度かライヴも行ったが、前年にデビュー・アルバム『ショウ・ノー・マーシー』をリリースしていたスレイヤーの活動があったため、加入の機会を見送ることとなっている。

ケリー・キングは今年、デイヴ・ムステインとの関係性についても語っており、デイヴ・ムステインについて「つい失言してしまう」癖があるとしながらも、彼とは一緒に過ごしていると語っている。

一方、メガデスは来年リリースされるラスト・アルバムでメタリカの“Ride The Lightning”をカヴァーしたことが明らかになっている。

カヴァーはメタリカへの敬意とバンドの輝かしい経歴から生まれたとデイヴ・ムステインは語っている。「自分のヴァージョンをやりたかったというわけじゃない。全員が特定の形になってほしいと思っていたし、私個人にとっては曲がどうなるかより重要なことがあった。それはリスペクトだよね」

デイヴ・ムステインはメタリカに抱く敬意は主にジェイムズ・ヘットフィールドに向けられていると語っている。「誰もこのことを言わないんだけど、ジェイムズ・ヘットフィールドはある日はシンガーに、次の日にはバンドのパワーハウスとなる。ずっと彼のことはギタリストとして尊敬してきたんだ」

「だから、今回キャリアを締めくくるにあたって何かをやりたいと思った。(メタリカ加入の前に組んでいた)パニックの頃に作り始めて、メタリカのレパートリーに加わった曲もあったから、いい曲だと思えるものをやりたかったんだ」

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