メタリカのドラマーであるラーズ・ウルリッヒがニュー・アルバムと今後の予定について語っている。
先月、ギタリストのカーク・ハメットは、2008年の『デス・マグネティック』に続くニュー・アルバムについて「たゆまず努力している」ことを明かし、アルバムについてファンに期待してもらっていいとしている。
今回、ラーズ・ウルリッヒは米『ローリング・ストーン』誌に、春にはレコーディングを終わらせるべく「非常に進んでいる」と語っている。
「すごく挑戦的な年になると思ってるんだ。少なくとも今年の後半はね」とラーズ・ウルリッヒは語っている。「間違いなくアルバムを完成させなくちゃならないんだ。でも、有り難いことに非常に進んでいるんだよ。できれば、この春にやっつけられるはずだけどね。俺はそうなると見てるよ。それで、準備をして、ライヴをやって、すぐに楽しいことをもう一度やってやろうと思ってるんだ」
メタリカはファースト・アルバム『キル・エム・オール』とセカンド・アルバム『ライド・ザ・ライトニング』を再発することを発表している。このことについてはラーズ・ウルリッヒは次のように語っている。「新しいアルバムやバンドを前に進めることと、こうした素晴らしい作品について今後起こっていくことの間には二つの軸があるんだよ。片足は過去にあるんだ。古い写真や、昔の品々なんかのほうに移行して、昔の曲を聴いたりしてね。そして、もう片足は新しいアルバムにあるんだよ。こうして違うエネルギーが合流するんだね。まだ完全にどうしたらいいか判断はついてないけどさ」
30年以上を経て、今なおバンドにいることについては次のように語っている。「俺は何だろう、52歳だって? いつもは子供たちの面倒をみて、夫をやり、友達とでかけて、自分のこともやって、レコードを作ってる。これらのことをすべてやってるんだ。歳をとるのも素晴らしいことだよ。でも、4人が一緒の時は、俺たち全員の平均年齢ぐらいまで若返っていく感じなんだ」
「みんな、バカで、子供っぽくなってね。たくさんの思春期っぽい冗談があってさ。その全部の意味を理解しようと52歳がい努力してるんだ。デイヴィッド・リー・ロスか誰かが言ってたんだけどね。『たくさんの人が部屋にいるほど、IQが下がる』んだよ。俺たちが一緒にいる時は、まさにそうなんだ。自分がまだ若くて、元気があって、躍動してると感じられるなんて、非常に素晴らしい感じだけどね。今なお俺たちは若いと感じてて、証明すべきものが残ってると感じてるんだ。それを成し遂げようとまだ努力している感じなんだよね」
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